ネタバレさすが東野作品、長編でも全く飽きさせない展開でした。途中から、誰かをかばっている山尾刑事が容疑者Xに重なってきたので、脳内では堤真一でした。後半は登場人物の相関がこんがらがってきてしまいましたが、とにかく江利子の身勝手さと、翻弄された永間の不憫さが際立っていた気がします。なぜ江利子がそこまで藤堂先生にご執心だったのかはよく分かりませんでしたね。

ネタバレさすが東野作品、長編でも全く飽きさせない展開でした。途中から、誰かをかばっている山尾刑事が容疑者Xに重なってきたので、脳内では堤真一でした。後半は登場人物の相関がこんがらがってきてしまいましたが、とにかく江利子の身勝手さと、翻弄された永間の不憫さが際立っていた気がします。なぜ江利子がそこまで藤堂先生にご執心だったのかはよく分かりませんでしたね。

ネタバレ特殊な戦闘スーツを装着して「異人」と戦う、近未来アクションストーリーでした。移民を受け入れるかどうかという問題意識も背後にみえます。昔ゲームにあったバイナリー・ドメインに世界観が似ているような気がしました。

ネタバレ今のようなネット環境がなかった時代に、速報ニュースをマネタイズするビジネスを確立したロイターの伝記です。伝書鳩がノルマンディー上陸の際にも活躍していたとは驚きでした。ご自身もロイターで勤めていた経験をお持ちの著者、倉田さんの問題意識も勉強になりました。「ニュースの輸出入」という考え方の中で、日本も外国語で世界にニュースを輸出すべきという主張は興味深いです。