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2025年1月の読書メーターまとめ

逢日
読んだ本
12
読んだページ
2696ページ
感想・レビュー
12
ナイス
224ナイス

2025年1月に読んだ本
12

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

逢日
『はるかな昔、この世界のどこかで誰かが描いたひとつの絵。長いながい時間の中で、その絵は、ひょっとすると戦禍に巻き込まれたかもしれない。ある時代には価値を認められずに、捨て去られてしまったかもしれない。ちょっとしたことでこの世界から永遠に姿を消してしまった可能性は、いつであれ、あったはずだ。けれど、いま。目の前に、ひとつの絵がある。それは、いつの時代にも、その絵を愛し、守り、伝えようとした証にほかならない』 この言葉の魂は、ずっと作者の胸に生きていてどの作品にも感じられる。きっとマハさんの骨髄なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月の感想・レビュー一覧
12

逢日
病院の待ち時間を入れて1日で読了。今の日本は、こんなに沢山の事を回りくどく話さなければ、言いたい事を言えない国なのかと、唖然とする。報告書のオチはまあよい。登場人物を身近にするエピソードに欠け、会社や人物に好もしい印象を抱けなかったため終始興味を持てない内容だった。要は、私が会社員でないためであろう。
が「ナイス!」と言っています。
逢日
阪神淡路大震災に因むお話。マハさんならではの美術絡みは、本作は少し(ネーミング)のみ。つらい記憶体験や後遺症の流れと、和やかな日常風景のバランスが緩急に富み読みやすく練られている。間に突如挟まれる翼のエピソードは、かなり強引だが、マハさんの筆力がこれを巧みにカバー。私は無理なく読めた。最近の作品に比べると歴然だけど、若書きとしては充分に楽しい読書時間だった。
が「ナイス!」と言っています。
逢日
毎年一度は読んでいる大好きな山月記。格調高い文体と哀切な舞台が、毎度酔わせてくれる。乙女の本棚シリーズでは今回初読み。繰り返し読んでいるからであろう、すっかり私の中で残像が仕上がってしまっており、この話に限っては文字だけで読みたい感じがした。しかし大好きな乙女の本棚シリーズ。純文学窓口として画期的な試みの更なる拡大を望む。
が「ナイス!」と言っています。
逢日
『はるかな昔、この世界のどこかで誰かが描いたひとつの絵。長いながい時間の中で、その絵は、ひょっとすると戦禍に巻き込まれたかもしれない。ある時代には価値を認められずに、捨て去られてしまったかもしれない。ちょっとしたことでこの世界から永遠に姿を消してしまった可能性は、いつであれ、あったはずだ。けれど、いま。目の前に、ひとつの絵がある。それは、いつの時代にも、その絵を愛し、守り、伝えようとした証にほかならない』 この言葉の魂は、ずっと作者の胸に生きていてどの作品にも感じられる。きっとマハさんの骨髄なのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
逢日
大好きな乙女の本棚シリーズの不思議な短編。江戸川乱歩は着眼点が面白い。想像力豊かな人。今作のポイントは鏡と模倣。日常をふと踏み外したようなスレスレの狂気に身震いが起こる。
が「ナイス!」と言っています。
逢日
上巻 1日で読了。沢山の少年たちの志が尊い。信長も宣教師も、大人たちは打算含みだけど、「役に立ちたい」一心に突き動かされ海を渡る子供達の曇りのなさどうか。この頃の十ニ〜三歳の少年のしっかりとしている様に感動すらしながら、頁繰る手が止まらず読み進める。古来の我が国の躾と道徳教育は素晴らしい。急に大殿の御前に召し出されても、嵐の船でも、いざという時に立ち振舞いや所作に現れる「育ち」
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逢日
色とりどりの世界遺産。文面も親しみやすくてよい。やはり宗教に関する世界遺産が多く、信仰が人類にとって如何に大きいか感じる。
が「ナイス!」と言っています。
逢日
美しい宮殿が盛りだくさん。ヨーロッパのお城はそうれいだけと、私が意外にも心惹かれたのはムガールの色濃いアルハンブラだった。そして、アメリカにはお城がない事。ディズニー文化が如何にお城のロマンスに焦がれていることか。世界に誇れるお城がある我が国に生まれ幸せ。
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逢日
別の写真集の焼き直し多数。しかしめくるだけで旅した気分が味わえ心地よい。
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逢日
サイズ感は良いが、やっぱり写真が切れてしまうのが残念。しかも頁によって物凄く粗い写真があった。昔に比べこの手の本が量産されやすくなっているが、写真の画質がもう少しあがればなと感じる。
が「ナイス!」と言っています。
逢日
洋書だがほぼ写真なので問題なし
逢日
図らずも2025初読了。何度目かの再読なのに、夢中で読んでしまう。プロローグからして2段構えになっており、幾つもの謎が入れ子式になっている。そして、追手も三様。警察は犯人を、主人公の若者2人は花の謎を、そして…という複雑な構造をしていながら、混乱せず読ませる手腕は職人技。作者の作品で時折端役に現れる園村くんが登場。大抵主要人物の良き友の役柄。モデルがいるに違いないのだろう、彼が嫌な役回りになる事はどの作品でもあまりない。余談だが、青江さんと言う人物も割とよく登場する。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/11(4728日経過)
記録初日
2011/10/06(4885日経過)
読んだ本
1995冊(1日平均0.41冊)
読んだページ
579076ページ(1日平均118ページ)
感想・レビュー
1510件(投稿率75.7%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

◇どうにも乱世好きだ。社会の混乱を角度を変えて読むと面白い。
◆歴女と思われているが、そうでもない。
歴史より人がいい。伝記がいい。伝記女?語呂が悪い。
◇シリーズものが好きだ。否、シリーズものを読破してうっとりするのが好きだ。
◆東野圭吾がとても好きだ。白夜行・幻夜、殺人の門、悪意。
◇恋愛(映画も)は範疇外。殺人事件や革命の間に営む程度でいい。
◆王様やお姫様といわれる職業が気になる。彼らが年表に載る以外の場所でどう暮らしているのか、非常に気になる。

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