読み進める内に甦りました。汝、星のごとく。続編ですが、明日見奈々さんのお話からスタートし、櫂が出てくるのは第２章から。彼らの名誉が回復される過程が素敵。まだまだ読み続けたいですが、完結ですね。

中国市場がVWに席捲されていた時代から、巻返しをはかったトヨタで大活躍した人物が主人公。歴代のトヨタの社長の発言やエピソードが中々面白い。中国市場開拓には、中国を知り尽くした人物が必要なのは理解するが、２７歳までの中国生活で知り尽くしたことが凄い。日本人でも２７歳の若者が日本を知り尽くすことはできない。その凄さを伝えるには、大躍進運動や文化大革命に割いたページを中国攻略に振り向けて欲しかった。また、トヨタの内幕にも踏み込んで貰いたかったな。

「日本おいしい小説大賞」受賞作品、第一回の「七度笑えば、恋の味」に続き、第二回受賞作である本作品を手に取りました。傑作です。ストーリーも面白く、読みやすいテンポで、ほろっとしたり、ショックを受けたり、イライラしたりと感情がぐるぐる。続編や別の作品を探しましたが見つからず。次の作品をお待ちしています。 P.S 本作品を読んだかたが少ないのが残念です。面白いと思うのですがね。

読み進める内に甦りました。汝、星のごとく。続編ですが、明日見奈々さんのお話からスタートし、櫂が出てくるのは第２章から。彼らの名誉が回復される過程が素敵。まだまだ読み続けたいですが、完結ですね。

本作品を読んでいて感じたことは、境遇によって本来善良な人でも犯罪に走ってしまう可能性があること。闇バイトによる強盗や詐欺も、こんな境遇の人達なのだろうか？貧乏な家庭で育ち、母親の愛が薄かった花さん。母親の友達の黄美子さんに出会い、運命が劇的に変わっていく。最後には懺悔の思いが残ったのか？