何度読んでも新鮮。女がいないという状況は様々あれど、そこに在る男には特殊な力が作用していて、その果てにいったい何があるのか、あるいは何もないのか。そんなお話。決して女がいたほうがいいということを説いているわけでなないけど、男からしてみれば、この小説は思考回路を対女性路線に切り替えさせるものがある。

何度読んでも新鮮。女がいないという状況は様々あれど、そこに在る男には特殊な力が作用していて、その果てにいったい何があるのか、あるいは何もないのか。そんなお話。決して女がいたほうがいいということを説いているわけでなないけど、男からしてみれば、この小説は思考回路を対女性路線に切り替えさせるものがある。

再読。伏線回収完了。と思いきや、ナオミさん誰とか、西之園先生の新居の話とかまだ気になる要素が。

人生のターニングポイントを迎える小川さん。事務所の経営の話とか、探偵業の日々のタスクとか、つらい過去の思い出とか、漠然とした将来の不安とか、そういう親近感の湧く悩みを抱く庶民派キャラにしみじみしながら読んでたけど、それで終わる巻じゃなかったね。さすがXシリーズ最終巻。これは伏線確認のため再読したい。