読書メーター KADOKAWA Group

2024年5月の読書メーターまとめ

kujimami
読んだ本
6
読んだページ
1807ページ
感想・レビュー
6
ナイス
92ナイス

2024年5月に読んだ本
6

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

kujimami
うん、確かに面白かった。成瀬がどんな風に大人になり、どんな風に一生を終えるのか見ていたい気持ちになる。 ちょっとマイナーな地域を舞台にしたら、そりゃ地元の人たちは親近感湧くし応援するよな。うまい手法だ。滋賀はしっかり成瀬をPRに使い始めたしな。…といった醒めた感想も持ちつつ、続編も予約したって事は 私も成瀬にやられてるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
6

kujimami
前半はまどろっこしくて遅々としてページが進まず。頼賢が動き出したあたりからは早かった。大河ドラマは見ていないので予備知識もなく、人物相関や当時の風俗なども、新鮮かつややこしい。平安時代の話は読み慣れないせいで取っつきは悪かったけれど、新しい知見が増えた気がする。それにしても道長の強欲ぶりよ。帝に退位を強要し、その上自身の欲を隠そうともしない。手段も選ばないその姿は、道長こそ何かに取り憑かれているのではと思うほど。道長に翻弄された帝と妍子がようやく心を通わすことができた場面は 沁みた。
が「ナイス!」と言っています。
kujimami
末期癌ながらも自分らしさを貫き奔放に生きる母親を中心とした有村家の物語。自分らしさ、と言えば耳触りが良いけど、悪く言えば自己中・台風の目。実際に身内にいたら辟易しそう。根っこの部分では愛があるから憎みきれない面は確かにあるが。三人の子ども達がそれぞれ自分の役割を果たしているのが好ましい。在宅医療に身をおいている私から見たら 末期と言われてから亡くなるまでの描写が生ぬるいと感じる部分はあるけれども、そこを詳細に描くのがテーマではないから充分許容できる。文子とお隣さんが安易にくっつかなくて良かった。
kujimami
他の方たちのレビューを見ると評価は今ひとつのようだけれど、AIが人間の領域に進出するに伴う危うさがわかりやすく伝わった。自分の評価を下げずして楽ができる方法があれば、人は弱いものだし。崎山さんのように、自分の中で確固とした境界を作って ツールとして割り切れたら便利なものなのだろう。思考まで任せるべきではない。かの国を引き合いに出すところは多少偏見にも似たお考えがあるのかな、とは思ったが。主要人物の背景があまり描かれてないなと思ったら、どうやらこれはシリーズ物?他は未読なので堪能しきれなかったかも。
が「ナイス!」と言っています。
kujimami
戦国時代の女性たちは、男たちの出世や治世のための駒・道具としての役目しか期待されていなかった。嫡男を産めなければ価値はない。そんな女たちにもしっかりと意思や意地はあって、胸や腹にフツフツとしたものを抱えながら 自分の役割を果たそうとする。時には期待される以上の内容を伴って。きっと伊達家の女性だけではない。最後に登場した真田の娘だって。荒々しく雄々しい戦国時代モノも好きだけど、その時代の女性たちの話も もっと知りたい。
が「ナイス!」と言っています。
kujimami
子どもを生んだことも育てたこともない私には共感しようがなかったが、まぁ思い通りにはならないもんだよなというのは感じられた。何の前知識もなく読み始めたので、良世の掴みどころの無さや不気味さに 悲劇の予感しかなく落ち着かない。翔子も当初は情緒不安定そのものだったのが、一度向き合うと覚悟を決めてからは本当に頼もしい。心の中にある悪の芽と善の芽をどう育むか、どう抑制するか。それは生まれながらに持つ気質などではなく、やっぱり環境や人との関わりで方向が決まるのだと思う。子供は良くも悪くもすぐ染まるものだと思う。
が「ナイス!」と言っています。
kujimami
うん、確かに面白かった。成瀬がどんな風に大人になり、どんな風に一生を終えるのか見ていたい気持ちになる。 ちょっとマイナーな地域を舞台にしたら、そりゃ地元の人たちは親近感湧くし応援するよな。うまい手法だ。滋賀はしっかり成瀬をPRに使い始めたしな。…といった醒めた感想も持ちつつ、続編も予約したって事は 私も成瀬にやられてるのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/05/03(4432日経過)
記録初日
2011/10/14(4634日経過)
読んだ本
1255冊(1日平均0.27冊)
読んだページ
415907ページ(1日平均89ページ)
感想・レビュー
1154件(投稿率92.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
専門職
外部サイト
自己紹介

色んな本をなるべく多く読みたいので、同じ本を何度も読む事はほとんどない。ほぼ図書館本。内容を忘れてしまうことは当たり前、読んだ事すら忘れて気付かず再読してしまうことも度々。その都度新鮮な気持ちで読めるという利点もあり。
レビューはあらすじではなく、感じた事を書くよう努めてます。
いちおう医療関係者なので、そのジャンルの話は割りと好み。
お気に入りに入れて頂ければ嬉しいですが、こちらからお気に入りにポチっとする事はちょっと苦手で…。悪気はないので悪しからずご了承下さい。
台湾が大好き。台湾に関するオススメ本があれば教えてください!

参加コミュニティ1

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう