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2023年10月の読書メーターまとめ

たろ☆
読んだ本
3
読んだページ
1353ページ
感想・レビュー
3
ナイス
65ナイス

2023年10月に読んだ本
3

2023年10月のお気に入られ登録
1

  • まめこ

2023年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

たろ☆
辻村深月は人の人生を物語ることが実に上手いなあと感じた。「死んだ人と、一度だけ会える」という仕掛けはただでさえ人の心を揺さぶる可能性に満ちているが、巧みな心理描写に裏打ちされた深みのある人物造形と、その人物が体験することになる「他人にとっては何気ない日常だが、その人にとっては特別な意味を持つ出来事」が、物語により一層のドラマ性を与えていると思う。
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2023年10月にナイスが最も多かったつぶやき

たろ☆

2023年9月の読書メーター 読んだ本の数:4冊 読んだページ数:2370ページ ナイス数:78ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/238501/summary/monthly/2023/9

が「ナイス!」と言っています。

2023年10月の感想・レビュー一覧
3

たろ☆
前作『ツナグ』は生者と死者の邂逅を通して描かれるエピソードが感動的だったが、その続編である本作は〈使者〉である渋谷歩美の成長物語だと言える。5篇収められている物語のうちの一つでは〈使者〉への依頼が発生せず、生者と死者が会うというシリーズのコンセプトがうっちゃられてしまっていることはその象徴。歩美の恋物語っぽい要素も色濃く出ており、そのため地に足のついた物語といった印象が強い。前作を読み終えた時に感じた、ある種不思議な感覚は薄めだ。
が「ナイス!」と言っています。
たろ☆
辻村深月は人の人生を物語ることが実に上手いなあと感じた。「死んだ人と、一度だけ会える」という仕掛けはただでさえ人の心を揺さぶる可能性に満ちているが、巧みな心理描写に裏打ちされた深みのある人物造形と、その人物が体験することになる「他人にとっては何気ない日常だが、その人にとっては特別な意味を持つ出来事」が、物語により一層のドラマ性を与えていると思う。
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たろ☆
女性の心理、とりわけ同性を相手にした時の女性の心の機微を非常に巧みに描き出していると思う。それは母と娘の関係性についても同様で、およそ男性には理解し難い独特の世界がそこにはあった。ミステリー要素は薄めで、“女の世界”の怖さや難しさこそが主題のように感じられた。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2012/07/03(4449日経過)
記録初日
2000/10/12(8731日経過)
読んだ本
971冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
329693ページ(1日平均37ページ)
感想・レビュー
476件(投稿率49.0%)
本棚
8棚
性別
血液型
A型
職業
サービス業
現住所
千葉県
URL/ブログ
http://ameblo.jp/kotaromas
自己紹介

小説からノンフィクション,ビジネス書まで雑多に読みます。
トップアスリートが発する「言葉」にも興味があります。

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