「執筆の素人の著者が自分で書くのではなく、著者がプロの編集者の構成に従って下原稿をつくって編集者が仕上げる、ライターさんが聞き書きをするなど、色々なアプローチから最善のものをチョイス」 そういうことか。それで分かったこの本の読みやすさ。

自己愛は、パスカル自身が逃れようとして、結局は逃げられなかった罪である。 なるほどなあ。 うん、なるほどなあ。

読み物としてはそれなりに時間が潰せました。語尾が、遠慮というか自信の無さというか揚げ足取られないための逃げ口上というか、どうせならもっと堂々と言い切ればいいのに、という言い回しで、なんかなあ？？？でした。

栩木さんはアイルランドが好きなんだなあ、ということがよくわかる本でした。それから清志郎さんのことも好きなんだ。いいね。そうそう、アイルランドといえばクランベリーズ、ドロレス・オリオーダン。亡くなってもう6年か・・・。〈ブルージュの月に憑かれたひと〉という地ビール、飲んでみたい。私の地元にも「協調性のない羊の金屏風」を始めとするなかなか渋い名前の地ビールがあります。

「執筆の素人の著者が自分で書くのではなく、著者がプロの編集者の構成に従って下原稿をつくって編集者が仕上げる、ライターさんが聞き書きをするなど、色々なアプローチから最善のものをチョイス」 そういうことか。それで分かったこの本の読みやすさ。