ネタバレとうとう二桁に乗ったシリーズ十冊目。思い詰めた様子の客がいなくなったという宿屋からの捜索依頼をおゆう達が受けた矢先、殴られたような跡が残る遺体が大川で見つかった……。 今回のテーマは密室トリックなんだけど、地元しぞーかのお茶が絡んでいて、しかもゲストにまだ若い頃の遠山金四郎が出てきて、松方版金さんが大好きだった私としてはテンション上がりっぱなしの一冊だった。宇田川さんも鵜飼様もお互いの正体に近づきつつあるなか、あまりそのへん気にしてないぽいおゆうさんが大物に思えてくる。

ネタバレ読んでる間に国政選挙があり、貸出期限を延長してなんとか読みきった図書館本。 自分は悪いかもしれんが、検察はもっと悪いという書き出し。いや、確かに検察もあくどいケド、アンタさん夫婦でもっと悪いことした自覚はありますか?と読み進めてる間じゅうツッコミたくなる。 内容は恩人賛美と家族への感謝と政治歴自慢(回想含)が7割、今のムショ事情とそれについての考察が2割、検察とマスコミ批判が1割。 こういう自意識のヒトが、センセーセンセーと持ち上げられて国の行く末決めてんのかと思うとやるせなくなる一冊である。

ネタバレとうとう二桁に乗ったシリーズ十冊目。思い詰めた様子の客がいなくなったという宿屋からの捜索依頼をおゆう達が受けた矢先、殴られたような跡が残る遺体が大川で見つかった……。 今回のテーマは密室トリックなんだけど、地元しぞーかのお茶が絡んでいて、しかもゲストにまだ若い頃の遠山金四郎が出てきて、松方版金さんが大好きだった私としてはテンション上がりっぱなしの一冊だった。宇田川さんも鵜飼様もお互いの正体に近づきつつあるなか、あまりそのへん気にしてないぽいおゆうさんが大物に思えてくる。

ネタバレまだ読んでないのあったっけと図書館でとりあえず借りたら未読だったシリーズ9冊目。 新型コロナを過去に持ち込んでいたぽい前作から少し経ち、江戸に息抜きに来ていたおゆうさんは鵜飼様や源七親分と共に、奉行様直々の連続不審死調査を頼まれることになる。調査のさなか、新たな不審死の被害者が……。 今作のゲストは蘭医学者の大槻玄沢。そこに幕末に躍進する薩摩藩の影をまとわせた展開で、さくっと読めてしまった。宇田川さんと鵜飼様とが密かに睨み合ってるのも継続中だがどうなることやら。ラストの薩長同盟前夜シーンが◎。

ネタバレ文化の日なので何かそれぽいものを、と本棚から引っ張り出して再読。春先に図書館で借りて近藤作品と乾作品がドツボで買ったんだけど、パッと読み返してもやはりこの二作品は良い。 これ2.5作品がモチーフ(演じ手と観る側)なんだけど、今や2.5は海外にも進出し始めているので、これもう一つの日本文化ともいえるんじゃないかなぁ……。などと思ったのだった。ラスファード戦記は乾先生に書いてほちい。

ネタバレ昨日、地元に二軒しかない書店にブックサンタしに行き、文庫の棚覗いてたら見つけた森谷版源氏の最後の一冊。 香子こと紫式部の死後。娘が訪れた母が最期に過ごしたその庵には、しかし、源氏の物語の続きは一枚も残されていなかった……。 シリーズ一冊めの最後の再会シーンを上手く挟みながら、宇治十帖や本編以後三帖のなりたちや、阿手木や瑠璃姫、ゆかりの君などシリーズキャラのその後も語られる。 気になっていた幻の第二帖を最後に手にしたのが彼女という展開は面白かった。この世界線は「七姫幻想」に続くのかなぁ。

ネタバレ1話をSNSで読んで、面白えなーと思ってたら一冊にまとまってたので、店舗別特典の冊子に釣られて最寄りメイトで購入。 ジローが推し活を満喫している彼女のリコを両親に紹介したとこから本編は始まるのだが、描き下ろしでそれより前のリコ(オーディション番組一気見)と姑・あけみ(最後の教え子と推しが同学年)の推しとの出会いが読めてよかった。 SNSで読んだ1.5話にあたる結婚式当日の話が収録がされてれば満点だっかも。旦那家族全員出たけどリコの側は妹しか出てきてないから続きが出るならリコの両親も読んでみたい。