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biwacovic
読書まとめ
2025年2月の読書メーターまとめ
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8
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読んだページ
2783
ページ
感想・レビュー
8
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171
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2025年2月に読んだ本
8
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2025/02/28
JR
ウィリアム・ギャディス
940
登録
362
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2025/02/18
石灰工場
トーマス・ベルンハルト
256
登録
125
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2025/02/16
菜食主義者 (新しい韓国の文学 1)
ハン・ガン
308
登録
3137
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2025/02/13
成瀬は信じた道をいく
宮島 未奈
208
登録
14533
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2025/02/11
月曜か火曜
ヴァージニア・ウルフ
176
登録
117
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2025/02/10
日本の植民地支配: 肯定・賛美論を検証する …
64
登録
167
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2025/02/09
ロリータ (新潮文庫)
ウラジーミル ナボコフ
623
登録
6177
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2025/02/01
成瀬は天下を取りにいく
宮島 未奈
208
登録
28239
2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー
biwacovic
2025/02/01
先週飲んだ古い友人に「滋賀県が舞台でめっちゃ面白いよ」と勧められたので素直に読んでみた。めっちゃ面白い。なんなら最初の「ありがとう西武大津店」で泣いた。東京には平和堂がない、などのパワーワードも沢山出てくる。遠い青春を思いだしながら、成瀬だったら50歳を過ぎても「まだ人生四分の一だ」とか言うんだろうな。。と思う。とりあえずありがとう成瀬。
成瀬は天下を取りにいく
宮島 未奈
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あらすじ・内容
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74人
が「ナイス!」と言っています。
2025年2月の感想・レビュー一覧
8
biwacovic
2025/02/28
2018年に買って以来積んでいた本。2段組で939ページ。ついに読んだ。現時点で読んでいる本文と膨大な訳註のページの両方に栞を挟み読みながら往復しつつ、何度も迷子になりそうな複雑な文章の洪水に対処した。会話につぐ会話。唐突に移動する場所。説明なしに展開するストーリー。11歳の少年がまるで現代のクソテック貴族みたいな素朴な動機であっという間に築き上げるクソみたいな金融コングロマリット。それに抗う無力な芸術家たち。1972年の作品だけど最高に今とシンクロしていて、面白くもあり、絶望もする。超弩級の傑作!
JR
ウィリアム・ギャディス
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あらすじ・内容
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2人
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biwacovic
2025/02/18
中原昌也推薦図書なので読んでみた。最初これは読むのしんどいなあと溜息をついたのだが、数十頁読めばもうこの文体の虜になってしまう。Squarepusherを聴きながら読んだら素晴らしい組み合わせだった。世界に対する呪いの言葉、間接話法、介護する/されるもの、その逆転。決して書かれることのない論文。物語は最初に終わり、そこから動くことなく不気味にそこにあり続ける、と言う感覚が存分に味わえる。素晴らしい。
石灰工場
トーマス・ベルンハルト
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あらすじ・内容
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biwacovic
2025/02/16
静かな文章が淡々と積み重なって、徐々に強烈なイメージが立ち上がってくる。恐ろしくても、逃げようのないヴィジョンの提示。しかも拍子抜けするほどに平易で読みやすい表現で。他の小説も読んでみようと思う。
菜食主義者 (新しい韓国の文学 1)
ハン・ガン
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あらすじ・内容
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7人
が「ナイス!」と言っています。
biwacovic
2025/02/13
成瀬シリーズ続編。成瀬は破天荒なように見えて、基本的には社会規範に忠実でモンスターではない。その他の登場人物も皆同じで、そのような小説に僕のような(ひねくれた)人間の心が動くことはないはずなのだが、やはり続編でも泣く。滋賀県出身者の感傷を刺激する特別なツボを突くのだろうか。不思議だ。
成瀬は信じた道をいく
宮島 未奈
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あらすじ・内容
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63人
が「ナイス!」と言っています。
biwacovic
2025/02/11
初期短編集。「幽霊たちの家」は映画「A GHOST STORY」の元ネタだった。キレキレの批評が展開される「ある協会」や「壁のしみ」もいいし、「書かれなかった小説」のメタ視点にも驚く。解説が丁寧で、うっかり読み飛ばしてしまうような細部にも、当時の世界大戦、女性の地位、ヴァージニア・ウルフ自身の状況などが反映されていることがわかる。あと装丁も素晴らしくて、紙の本はやはりいいな、と思ったり。
月曜か火曜
ヴァージニア・ウルフ
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あらすじ・内容
ナイス!
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1人
が「ナイス!」と言っています。
biwacovic
2025/02/10
昨今の世界情勢から見てそのうち焚書されそうな本が我が書架には沢山あるわけだが、これもそういう1冊。『ナチスは「良いこと」もしたのか?』と同じく薄いパンフレットだが要点を押さえた冷静な記述で、肯定・賛美論を否定していく。・・・ただ惜しむらくはそういう人たちはこの本に書いてあることを理解しないので、虚しさが募るけど。
日本の植民地支配: 肯定・賛美論を検証する (岩波ブックレット NO. 552)
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あらすじ・内容
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biwacovic
2025/02/09
リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』には「カスビームの床屋−残酷さを論じるナボコフ」というロリータの1場面を取り上げた章があり、それがとても良かったので読んでみた。読まず嫌いだったのだな・・と思うほど隅々まで面白い。巻末に膨大な注釈が付くが、それでも網羅しきれないほど多くの教養、無駄知識、言葉遊び、からかい、多言語を飛び交う冒険が、キモい中年男(旧世界のインテリ崩れ)と少女(新世界の妖精あるいは娼婦)のロード・ノヴェルとして現れる。描写に凝りすぎて皆が脱落する推理小説のようでもある。
ロリータ (新潮文庫)
ウラジーミル ナボコフ
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あらすじ・内容
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8人
が「ナイス!」と言っています。
biwacovic
2025/02/01
先週飲んだ古い友人に「滋賀県が舞台でめっちゃ面白いよ」と勧められたので素直に読んでみた。めっちゃ面白い。なんなら最初の「ありがとう西武大津店」で泣いた。東京には平和堂がない、などのパワーワードも沢山出てくる。遠い青春を思いだしながら、成瀬だったら50歳を過ぎても「まだ人生四分の一だ」とか言うんだろうな。。と思う。とりあえずありがとう成瀬。
成瀬は天下を取りにいく
宮島 未奈
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あらすじ・内容
ナイス!
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74人
が「ナイス!」と言っています。
ユーザーデータ
biwacovic
12
お気に入られ
2月の読書メーターまとめ
読書データ
読んだ本
579
冊
読んでる本
3
冊
積読本
26
冊
読みたい本
79
冊
プロフィール
登録日
2012/11/22(4489日経過)
記録初日
2012/12/23(4458日経過)
読んだ本
579冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
151449ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
298件(投稿率51.5%)
本棚
0棚
外部サイト
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お気に入られ
12人
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