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2024年12月の読書メーターまとめ

シミセン
読んだ本
4
読んだページ
1670ページ
感想・レビュー
4
ナイス
31ナイス

2024年12月に読んだ本
4

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

シミセン
ネタバレ2024 No.46 ☄×8  よくは知らないが、朝井リョウがタモリが司会をしている何でも「世にも奇妙な物語」の原作を勝手に書いてしまったと言うテイの小説らしい。まぁオマージュだろう。番組を見たことない。離れて、制限付きの短品ミステリーと考えればソコソコ面白い。いやかなり。完成度は高い。1作目のシェアハウス舞台の奇妙小説。4人の住人がみんな変態性欲の高い事件犯。偶然集まったの?誰かに紹介されたの?人から人に継がれて続いている?そこは語られない。だから奇妙で済まされる。読む側もそこは突っ込まない。込めない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
4

シミセン
ネタバレ2024 No.46 ☄×8  よくは知らないが、朝井リョウがタモリが司会をしている何でも「世にも奇妙な物語」の原作を勝手に書いてしまったと言うテイの小説らしい。まぁオマージュだろう。番組を見たことない。離れて、制限付きの短品ミステリーと考えればソコソコ面白い。いやかなり。完成度は高い。1作目のシェアハウス舞台の奇妙小説。4人の住人がみんな変態性欲の高い事件犯。偶然集まったの?誰かに紹介されたの?人から人に継がれて続いている?そこは語られない。だから奇妙で済まされる。読む側もそこは突っ込まない。込めない。
が「ナイス!」と言っています。
シミセン
2024 No.45 hoshi x 8 30年前の直木賞作家がジュブナイルを書いている。進化?後退?そんな言葉で括るのは失礼。そうだろうな、60才も過ぎて、過去に自然との相克を含蓄を含め、上梓させてきた作家が、高校生主人公の音楽小説を書くのだから。その小説も感覚がピチピチしている。作家20代と間違えてしまう。やはり凄い。主人公の匠と遙、魅力的人物に仕上がっている。どちらも作家がベテラン風など滲ませずに筆力の先端で勝負している。そこに年輪が加わっているから読んでて安心できる。読むべし!  
シミセン
2024 No.44 hosi x 7 最初の数章と後半の中の後半で描かれているマタギ場面は自然と人間との血生臭い殺し合いから、そこから反転して自然の神は、我々人間に何を望んでいるかと言う崇高な関係まで描き切る筆力は見事である。しかし小説の中盤で出てくるエロスを通り越して、男と女の厭らしさ爆発の場面は眉をひそめてしまう。自然と神と人間の1ランク上のトリニティに男と女の性器の刺しあいは混ざらないし、この様に混ぜるとと全体としてくすんでズブズブな物になってしまう。でも読者に勃起させるような場面以外は良い
が「ナイス!」と言っています。
シミセン
2024 No.43 H x 8 父の体調や多分色々なあまり喜ばしくない理由で父の古里に引っ越しをしていくヒロシ。最初は瀬戸内の小島と東京の違いから周囲に打ち解けられなかったヒロシだが段々と話せる友達が増えて馴染んでいく。そんな彼の小学校の6年間を連作短編集でまとめた一冊。上辺は突っ張り合っているがお互いに認め合っている吉野くん。怖そうだが本当は超優しいヤスおじさん。等々脇の脇まで丁寧に読者にしっかりと伝わるように重松さんは書き下ろしてくれている。その筆際が超凄い。後半評価がうなぎ登り。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/01/01(4393日経過)
記録初日
2020/01/03(1835日経過)
読んだ本
204冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
72164ページ(1日平均39ページ)
感想・レビュー
203件(投稿率99.5%)
本棚
6棚
性別
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