映画を観て原作も。映画では、大也と八重子の言い合いが印象に残り、原作を読んでもやはりそのシーンが心に残った。映画ではそこに至った背景やお互いへの思いがわからなくてもやもやしたが、原作を読むと2人のある種の繋がりを感じられて、すっきりした気持ちになった。全体的な話はあまり注目されない視点だったので、考えさせられることも多かった。ただ、この本の独特の表現があまり好きでなく、上手いようで上手くなくしっくり来ない感じがあえてだったらすごいと思う。特に「顔面の肉が重力に負けていった」が何度も出てきたのは気になった。

映画を観て原作も。映画では、大也と八重子の言い合いが印象に残り、原作を読んでもやはりそのシーンが心に残った。映画ではそこに至った背景やお互いへの思いがわからなくてもやもやしたが、原作を読むと2人のある種の繋がりを感じられて、すっきりした気持ちになった。全体的な話はあまり注目されない視点だったので、考えさせられることも多かった。ただ、この本の独特の表現があまり好きでなく、上手いようで上手くなくしっくり来ない感じがあえてだったらすごいと思う。特に「顔面の肉が重力に負けていった」が何度も出てきたのは気になった。

大団円とはまさにこのこと。もちろん、戦いの中で失った大切な人たちもいるけれど、それでも見事な幕引きだった。ハリー・ポッターに出会ってもう20年にもなるけれど、いまだに色あせない面白さがある。そして、ダンブルドアとスネイプ。この2人があってこそのヴォルデモートの打倒であり、ある意味これが物語の全てとも言えるのかもしれない。この後の物語も気になるところだが、一旦ハリーたちとはお別れ。また、何度も読み返すだろう。