本屋さんや図書館の前を通ると、足が勝手に入り口に向かう。
入る。本がいっぱい。それだけで心が躍る。
あの本読みたい、買おうかな、借りようかな。
「いや、ちょっと待ち。家に未読の本が積んであるで。それ読んでからにしぃな」と、もう一人の自分が言う。
本の表紙を眺めるだけ、少しぱらぱらめくるだけにとどめる。
「未読本が少なくなってきたら、買おうな。借りような」となぐさめる。
「早よ家帰って、本読も」と、岐路につく。
日々、この繰り返し。
電車の中と就寝前の読書、至福のとき。
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