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2025年の読書メーターまとめ

hexia
読んだ本
22
読んだページ
7894ページ
感想・レビュー
16
ナイス
413ナイス
月間平均冊数
1.8
月間平均ページ数
658ページ
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年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

hexia
マツリカ様、雪の僧院にて略取される。物語はマツリカ様の獄中と、捜索・救出を試みる図書館の面々の両面が交互に語られる▼漢語を多用しつつも組み立てに工夫があり、初見の印象よりは読みやすい。語らぬマツリカと洪鈞、紅花、杏との手話による交流、また図書館の面々が微細な証拠から軟禁場所を捜索していく流れがまず面白い。その上前作の主役の面々、そして「彼」が登場して気分はもうアベンジャーズである。知的な発見と物語的な高まりを両立させる高田節を存分に味わった▼二人が再会してよかった、と心から思う。続編が今から待ち遠しい
hexia
2025/12/09 15:44

じつは私は、この作者が描く風景の描写が非常に好みでして。陽光降り注ぐ風景と漁師の生活感あふれるスタネア島の様子や、好景気に沸くロンド港の描写は、とても楽しく読みました。しかし本編の舞台はほとんどが雪の砦から移動しないので、そこだけが、ちょっとだけ、淋しいのです

が「ナイス!」と言っています。
hexia
主人公二人の友情が素晴らしい。加えて、無数の困難に挑戦し解決し続ける、不屈の楽観主義を称える人間讃歌の物語であった▼特攻ミッションから生還の目が出てきて希望を抱き、次から次へと襲いかかる難問を解決し続けるテンポ感が読ませる。志願ではなく強制だったことを思い出すシーンは衝撃。最後、帰還を断念し友人を助けに反転するシーンまでジェットコースターのような速度感で物語が一気に駆け抜けていった。お見事、お見事、お見事である▼大変素晴らしい、得難い読書経験であった。映画も楽しみである
が「ナイス!」と言っています。
hexia
本作は人間讃歌、また知識と好奇心への讃歌である。世評のとおりの大傑作だった▼主人公が謎や困難にぶち当たるたび、自分の知識で解決して先に進む。この繰り返しが非常にスピーディーで読ませる。理系ネタも盛り沢山、また回想シーンの挿入も効果的で非常に読みやすい▼想定外の客人が登場してからも、このスピード感のまま進展するので、心躍るまま一気呵成に読み終えた。二人とも大宇宙に一人ぼっちなのが判明するシーンでは私ももらい泣きしてしまった▼ともかく、巻を措く能わずの名作であるので、致命的なネタバレの前に皆に読んで欲しい
hexia
2025/08/15 14:21

出版時から本作の評判は存知しており、文庫が出たら読もうとは思っていた。しかし、映画化に際し致命的なネタバレの前になんとしても読めと強く強く推してくれた友人Mには心から感謝したい。持つべきものは選書眼がしっかりしており、なおかつ自分の趣味をよく知ってくれている友人である。なおその友人曰く「ともかく7章までは一気に読んで欲しい、10章まで読めば映画のトレーラーを見る資格が与えられる」

akira
2025/12/27 22:21

火星の人の映像化は悪くなかったので、こちらも期待。

が「ナイス!」と言っています。
hexia
前作のコンビがまた、絶筆になった小説を追うハメに▼尻切れの物語を発想の転換でうまく着地させており、面白いミステリになっていると感じた。動機も普通に良い話でまとめており良作。ただ前作のような驚天動地の大技はないため、書痴的興奮とは無縁なのがさみしい感じもする。ただ、登場人物が共通しており、絶筆の作品が鍵になるモチーフも共通なので続編ではあろう▼編集者と駆け出し作家のコンビが交わすミステリ論、読書論が興味深い。続刊でも存分に読書論の続きを聞いてみたいものである
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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