
出版時から本作の評判は存知しており、文庫が出たら読もうとは思っていた。しかし、映画化に際し致命的なネタバレの前になんとしても読めと強く強く推してくれた友人Mには心から感謝したい。持つべきものは選書眼がしっかりしており、なおかつ自分の趣味をよく知ってくれている友人である。なおその友人曰く「ともかく7章までは一気に読んで欲しい、10章まで読めば映画のトレーラーを見る資格が与えられる」

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じつは私は、この作者が描く風景の描写が非常に好みでして。陽光降り注ぐ風景と漁師の生活感あふれるスタネア島の様子や、好景気に沸くロンド港の描写は、とても楽しく読みました。しかし本編の舞台はほとんどが雪の砦から移動しないので、そこだけが、ちょっとだけ、淋しいのです