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2024年11月の読書メーターまとめ

nem-nem
読んだ本
5
読んだページ
1392ページ
感想・レビュー
5
ナイス
87ナイス

2024年11月に読んだ本
5

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nem-nem
3つぐらいいやぁな感じの作品が続いて、4作目はちょっと”イイ話”、そしててんこ盛りの1編と”自殺クラブ”の話。もう過ぎ去ってしまえばなんてことないなの、コロナ禍を背景にして。仕事も、家の中での家族それぞれの関係も、これまでのおだやかなリズムがくずれ、妙な息苦しさのなかで生活していたことを思い出す。こんな非常事態にみんながぶちこまれた時期ならではの、ちょっと異様なドラマがあったって不思議ではない。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月にナイスが最も多かったつぶやき

nem-nem

ことしは読書週間のイベントに2つも参加した。図書館の中を歩き回ってクイズを解いていくのはおもしろかった。それのための本をさがすはずが、え、こんなところにこんな本が!と脱線しそうになる。暗号クイズみたいなのはできたけど、全問正解はならず。

が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
5

nem-nem
すべての人間に等しく備わっているはずの感覚のひとつを失うのはどんな感じなんだろう。こころもとなさ、孤独感、焦燥? きっかけはギリシャ語の教室。なじみがなさそうな古代ギリシャ語をもってきたのが面白いと思った。文字のかたちがかわいらしく、何通りにも解釈できるなど想像力をかきたてる。ふたりのもうひとつの共通語。そして、傷ついたあなたをわたしは助けることができるという強さ。ふたつの繊細なたましいが共鳴する。
nem-nem
2024/11/25 12:06

いや、そうではない。ハンディを持つ人たちがひかれあう話のようだが。人間みな何かが欠けている不完全な存在といえるだろう。話したいのに言葉がでてこない。見たいものがあるのによく見えない。誰もみな、そんなジレンマをかかえている。深い森、深い海の底で横たわるふたりは、そんななかでふたりが出会えた奇跡を表わしているのかもしれない。

が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
3つぐらいいやぁな感じの作品が続いて、4作目はちょっと”イイ話”、そしててんこ盛りの1編と”自殺クラブ”の話。もう過ぎ去ってしまえばなんてことないなの、コロナ禍を背景にして。仕事も、家の中での家族それぞれの関係も、これまでのおだやかなリズムがくずれ、妙な息苦しさのなかで生活していたことを思い出す。こんな非常事態にみんながぶちこまれた時期ならではの、ちょっと異様なドラマがあったって不思議ではない。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
「師匠!」と呼びたくなる。これだけのねこ作品を後世に残してくださって有り難いありがたいと。浮世絵の美人画のなかにいるねこ、から身近にいるねこの百態、そして人間以上に人間らしい、着物を着たねこ人間まで。題名や表記のウイットも◎。まぁなんてふところの大きい作家なんだ! だれもまねできないよ。もちろんその芯にはつよぉいねこ愛があるから。そしてこの本を書いた作者にも! ねこ以外のお仕事も、もちろん紹介されているから国芳のすごさが全部わかるってぇもんだ。KUNIYOSHI ワールド、堪能しました。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
こういう本は自分が取り込まれそうであぶないと思った。本を読むときはできるだけ他の情報を入れないようにしてるのに、著者の略歴を目にしてしまったせいもある。高い知性と表現力、若さと行動力。何でも持っているように見えてどこか痛々しい主人公の闘いの日々が描かれる。だんだん読むのがつらくなってくる小説だった。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
あ、これわたしのことだ、がいくつか。たぶんそうなのだろうなと思いつつも、この方の豊穣な内面世界と表現力を前にして、安易に「自分も同類です」とは言えない。このボリュームをあっという間に読み終えてしまった。この仕事に出会えてよかったと何度も述懐しておられるところがいい。なかなかそういうふうには世の中いかないものだ。自分が、困っている。まわりに、迷惑をかけている。そのことは認識していても。 いま、この本に出会えてよかった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/06/15(4209日経過)
記録初日
2013/01/03(4372日経過)
読んだ本
532冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
120359ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
526件(投稿率98.9%)
本棚
18棚
性別
血液型
AB型
自己紹介

自分の本でも、途中まで読んでそのままのものや
買ったきりで手をつけていないもの、
学生時代に勉強のためにそろえた全集、
母がのこした本、
もらった本、
いつかまた手に取ってもらうことを
待っている本のかずかず。

家にそういう本たちがいるのに
図書館へ行くと、
新しい本や興味を引く本を借りずにいられない。
雑学ならぬ雑読み。

いろいろな本を読みたい、と思うと同時に
本から得たものを自分のことばで表現する力を
身につけたいといつも思っている。

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