ことしは読書週間のイベントに2つも参加した。図書館の中を歩き回ってクイズを解いていくのはおもしろかった。それのための本をさがすはずが、え、こんなところにこんな本が!と脱線しそうになる。暗号クイズみたいなのはできたけど、全問正解はならず。
いや、そうではない。ハンディを持つ人たちがひかれあう話のようだが。人間みな何かが欠けている不完全な存在といえるだろう。話したいのに言葉がでてこない。見たいものがあるのによく見えない。誰もみな、そんなジレンマをかかえている。深い森、深い海の底で横たわるふたりは、そんななかでふたりが出会えた奇跡を表わしているのかもしれない。
自分の本でも、途中まで読んでそのままのものや
買ったきりで手をつけていないもの、
学生時代に勉強のためにそろえた全集、
母がのこした本、
もらった本、
いつかまた手に取ってもらうことを
待っている本のかずかず。
家にそういう本たちがいるのに
図書館へ行くと、
新しい本や興味を引く本を借りずにいられない。
雑学ならぬ雑読み。
いろいろな本を読みたい、と思うと同時に
本から得たものを自分のことばで表現する力を
身につけたいといつも思っている。
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