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2024年5月の読書メーターまとめ

nem-nem
読んだ本
7
読んだページ
1600ページ
感想・レビュー
7
ナイス
85ナイス

2024年5月に読んだ本
7

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nem-nem
早く終わってくれないとこっちの身が持たない。まさにそんな感じ。没入してしまう。 限界状態に置かれた女を描く作家である。強制収容によって二転三転、追い込まれて精神状態も微妙に変化していく。理性を保ったまま脱出することは可能なのだろうか? 対象が小説家などの文筆家で、その作品に問題アリと見なされた者が転向を迫られるという設定がおもしろいと思った。一見暴力による拉致ではなさそうに見えて、実はそれと同等であるという。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

nem-nem

大物を洗う。夏のような日射しでも乾くとは限らない。一時☂の恐れもある。洗濯いのち、なのでどんなものでもなんとか工夫して洗うのがおもしろい。

が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
7

nem-nem
詩のような美しいことばの連なりであらわされた喪失のものがたり。白とは韓国の喪服のいろ。白いものについて書くために目録を作ろうとするが、芯になるのは喪ったという事実。何を見てもどこの土地へおもむいても、そこへ帰っていく。主語を変えても時間軸を変えても、どうしてもそこへ帰っていく。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
6で終わったものと思っていた。それがなんと作者も変わって新刊が出てびっくり。 年月がたち、リスベットは13歳の女の子のおばで保証人という設定。さすがに、全身トゲのようだったあのリスベットはもうどこにもいない。自分のためではなく、守る者ができた彼女は危機にどう立ち向かっていくのか? ミカエルも偶然ガスカスという町に来ていて、両者ともに大きな陰謀の渦に巻き込まれていきそうな予感に満ちた前編だった。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
う~たまらんぜ。珈琲は日本でもどうにかなるが、パンに関してはここは天国。パンと朝ごはんについて紹介しながらフランス人気質についても教えてくれるこの本は、思わず見入ってしまうような写真もたっぷり。この3つについて余すところなく著者が知っていることをすべて見せてくれる。著者自身の生活の工夫もうかがえて、パンと珈琲を楽しむ上で参考にもなる。 フランス旅行なんて贅沢なことになってしまった現在、(パンと珈琲いのち!なら)気分だけでも味わえる。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
これはもう労作のひとこと。世の中に数多ある色の出自と今日までの特筆すべきエピソードや使用されている芸術作品の紹介などをコンパクトにまとめた本だから。中にはびっくりするような時代がかったエピソードもあり、昔の人の顔料を作り出す苦労が忍ばれる。それでもこれはごく一部の色ということ(たったの75色)で、選にもれた色の名前も載せてありこちらも面白い。色のなまえもユニークなものが多々あって、興味深く読めた。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
ふかい青色に魅せられる。表紙も中身も濃い青色のグラデーション。ねむれない小さないきものたちは、ほそい糸でつりあげられていく。みんながねむっているのに自分だけねむれない子とまだまだ遊びたい子と。げんきいっぱいの子どもたちの話なのに、真夜中、それはそれはしずかな空間がひろがっている。「みんなが ねむっている よる」に、こんなことがおこなわれているなんてふしぎ。
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
この長い長い物語をあっちこっちに飛びながら思ったことを気ままにつづった「ノート」という形式がいい。5年をかけて全訳した作者ならではの人物考察と全体をつかむためのポイントが随所に。全部がゆるやかにつながって最後の帖に到達する。現代の感覚では奇妙なことも、イマドキ風にわかりやすく説明してもらうと理解できることも多い。男女べつの官位・官職の一覧表もあって気が利いている。カジュアルな体裁の本であるが中身は濃い、源氏物語の参考書といえるのでは?
が「ナイス!」と言っています。
nem-nem
早く終わってくれないとこっちの身が持たない。まさにそんな感じ。没入してしまう。 限界状態に置かれた女を描く作家である。強制収容によって二転三転、追い込まれて精神状態も微妙に変化していく。理性を保ったまま脱出することは可能なのだろうか? 対象が小説家などの文筆家で、その作品に問題アリと見なされた者が転向を迫られるという設定がおもしろいと思った。一見暴力による拉致ではなさそうに見えて、実はそれと同等であるという。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2013/06/15(4020日経過)
記録初日
2013/01/03(4183日経過)
読んだ本
516冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
116238ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
510件(投稿率98.8%)
本棚
18棚
性別
血液型
AB型
自己紹介

自分の本でも、途中まで読んでそのままのものや
買ったきりで手をつけていないもの、
学生時代に勉強のためにそろえた全集、
母がのこした本、
もらった本、
いつかまた手に取ってもらうことを
待っている本のかずかず。

家にそういう本たちがいるのに
図書館へ行くと、
新しい本や興味を引く本を借りずにいられない。
雑学ならぬ雑読み。

いろいろな本を読みたい、と思うと同時に
本から得たものを自分のことばで表現する力を
身につけたいといつも思っている。

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