電羊齋さん、こんばんは。 もう読まれたのですね。 自分は、まだ途中をグズグズしております。(笑) 神話が幅を利かせていた時代は「グーデリアン」と訳されていて、ある日を境に「グデーリアン」になったのが凄く印象深いです。
3,40年前、私がミリタリー少年だった頃の本も「グーデリアン」表記でした。自分自身は『電撃戦』そのものを読んだことはありませんが、今回の評伝で指摘されている「神話」をわりとそのまま信じてきまして……。それだけに感慨深いものがあります。ミリタリー少年時代の幻想がまた一つ消えました。
また、「はじめに」と「おわりに」では、若者の中国史の学びについて、中国史研究、学界への危機意識、「幇の関係」にみる「不羈の気風」、「友を大切にする熱さ」と「規制もなければ保護もない」中国社会、中国人の面白さを語る。
自分は「馬の世界」である北方中国と中央ユーラシアばかり読んでいて、「秦嶺・淮河線」以南、すなわち長江流域・江南については無知と言っていい人間なので、こうした江南に焦点を当てた概説は助かる。
2019年の読書メーター 読んだ本の数:67冊 読んだページ数:14943ページ ナイス数:586ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/383213/summary/yearly 2020年はもっと本を読む!インプットを増やして、良いアウトプットができる人間になるのだ。
2019年おすすめランキング https://bookmeter.com/users/383213/bookcases 2019年に読んだ本のランキングなので、出版年が2019年以外の本も含まれています。おかげさまで今年も良い本が読めました。
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