あ”あ”～こういうところが見たかったんです！となった。風邪ひいて千束とたきなが互いやら周囲から愛し愛され街の一員感を全身に浴びられるのがいい。メイン二人以外のリコリスの活躍が見られるぞ、この国治安悪すぎるじゃない。

各シーンが音と映像を伴って再生されるけど、特にキラをアスランがタコ殴りにするシーンの臨場感よ。映像と小説というメディアの違いによる演出の差異がコミカルさをより引き立てる。心情描写や追加シーンもあるし、小説読んでもう一度映画を見たくなる。

奇術に家族愛と各種要素に一旦の着地。なんとも優しみに満ち満ちている。一年でここまで来たのは商業作家って感じ。ありがとうマライア姐さん。

はてな達のアーティファクトへの理解深耕と登場人物の関係深化というシンプルな構成である本作ですが、今回はエマさんが主役。ミステリアスな人物の内面が描写されるのは独特の高揚感がある。里まわりや敵役の描写含めて一巻の時に想定していたよりもほのぼのした雰囲気でお送りしています。マライアさんめちゃくちゃいい人すぎて優しさが心にしみる。

はてなのアーティファクトへの理解と夢未の不登校問題を絡めて姉妹間のわだかまりを解決してする。柔らかい筆致でサービスシーンを除けば青い鳥文庫でもいける優しい物語。葛藤パートがややながいく感じるけど、メインキャラが小中学生であることを考えると納得感はある。金髪の爆乳美女とか金髪の超絶美少女みたいな中学生男子レベルのアホっぽい人物描写めっちゃ好き。

The・ラノベ！を感じさせてくれるの古き良き時代のラノベ。アイコン的なキャラ造形や特有の口癖やら。メインキャラの年齢が中学上がりたてという点も含め、今は懐かしきアットホームコメディ調の本作。読み終わったあとは何となく優しい気持ちになれる気がする。あと矢吹神。

あ”あ”～こういうところが見たかったんです！となった。風邪ひいて千束とたきなが互いやら周囲から愛し愛され街の一員感を全身に浴びられるのがいい。メイン二人以外のリコリスの活躍が見られるぞ、この国治安悪すぎるじゃない。