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2024年9月の読書メーターまとめ

杉江由次
読んだ本
1
読んだページ
160ページ
感想・レビュー
1
ナイス
7ナイス

2024年9月に読んだ本
1

2024年9月のお気に入られ登録
1

  • gonzalestaro

2024年9月にナイスが最も多かった感想・レビュー

杉江由次
2024年はこの本を読むためにあったのだ。こんな孤独な魂の叫びの小説は初めて読んだ。 好きな自分なんて見つかりそうになかった」という主人公の「私」は、自己肯定感が限りなく低く、せっかく付き合うことのできた彼女とも、「自分よりもっと良い人が見つかる」はずと別れてしまう。 遠く離れた自然の中で生きようと、「私」は北海道で農業ヘルパーの職につくも、そこでも 「次はどこに行けばいいのか分からなかった。結局自分はここでも上手くやれなかった。どこでも上手くやれないのかもしれない。そう思えて仕方なかった。」
杉江由次
2024/09/02 12:46

と逃げるように去ることになる。 まるで私小説のような味わいで、奇遇にも同姓の西村賢太氏の『苦役列車』を読んだときの感動を思い出した。 太宰治賞受賞のデビュー作『自分以外全員他人』を読んでないのが恥ずかしい。恥ずかしいけれど、こんなすごい作家がいてくれたことがとてもうれしい。

が「ナイス!」と言っています。

2024年9月の感想・レビュー一覧
1

杉江由次
2024年はこの本を読むためにあったのだ。こんな孤独な魂の叫びの小説は初めて読んだ。 好きな自分なんて見つかりそうになかった」という主人公の「私」は、自己肯定感が限りなく低く、せっかく付き合うことのできた彼女とも、「自分よりもっと良い人が見つかる」はずと別れてしまう。 遠く離れた自然の中で生きようと、「私」は北海道で農業ヘルパーの職につくも、そこでも 「次はどこに行けばいいのか分からなかった。結局自分はここでも上手くやれなかった。どこでも上手くやれないのかもしれない。そう思えて仕方なかった。」
杉江由次
2024/09/02 12:46

と逃げるように去ることになる。 まるで私小説のような味わいで、奇遇にも同姓の西村賢太氏の『苦役列車』を読んだときの感動を思い出した。 太宰治賞受賞のデビュー作『自分以外全員他人』を読んでないのが恥ずかしい。恥ずかしいけれど、こんなすごい作家がいてくれたことがとてもうれしい。

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/16(5439日経過)
記録初日
2009/11/13(5442日経過)
読んだ本
66冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
17095ページ(1日平均3ページ)
感想・レビュー
33件(投稿率50.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
53歳
血液型
O型
職業
営業・企画系
現住所
埼玉県
URL/ブログ
http://www.webdoku.jp/column/sugie/
自己紹介

浦和レッズと本をこよなく愛する本の雑誌社たったひとりの営業部員。著書に「『本の雑誌』炎の営業日誌」(無明舎出版)、『サッカーデイズ』(小学館文庫)が、共著に『フットボールサミット第5回 拝啓、浦和レッズ様」(カンゼン)等がある。「URAWA MAGAZINE」にて「URAWA DAYS」連載中。本屋大賞の裏方。

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