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2024年12月の読書メーターまとめ

doji
読んだ本
4
読んだページ
1152ページ
感想・レビュー
4
ナイス
21ナイス

2024年12月に読んだ本
4

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

doji
骨太で重厚な読み心地で、じぶんがケアの文脈で社会や歴史、そしてそのなかの思想史をみることができていなかったことを恥じた。ぼくは大学院でエリクソンを精読してたので、ギリガンが彼の影響下で理論を編んでいったことにとてもひかれた。社会の構造的な問題への視点のなかでも、ケアへの態度をもつことがひとつの大きな指針のひとつになるような気がする。もっと理解を深めていこうと思う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
4

doji
あとがきで「ひろゆき」「和民」といったことばでうちなるメタ視点を表現するユーモアは全編にわたって感じられて、具体的なことばですこんと意味を飛躍させる力量がすごい。あじわいぶかさやストーリー性の高い連作もうまくて、このひとはなんでも書けるんだなあと思った。ユーモアとペーソスのバランスがかんぺき。
doji
ノスタルジーとしての商店街ではなくて、一度衰退を迎えた先にあるものとして捉え直すことの意義を確かめるような本だった。顔が見える店舗だとか、つながりのきっかけを生むだとか、伴走だとか、たしかに聞き慣れるようになってはいるけれど当事者たちの手触りのある感覚としてあるのだろうし、ライターの立場としてはそれをいかに具体的かつ伝わるかたちで表現できるかがこれからもっと大事になっていくように思った。
が「ナイス!」と言っています。
doji
ひとりでいられることを許してくれるのは都市のいいところだよなあと呑気に思っていたことがあったので、とにかく読み終わって反省しきりだった。男性たちによってつくられ、そして男性たちによって安全が脅かされている街を、ただ選択肢を示されることなく過ごさざるをえない状況き女性たちが追いやられていること。ジェイン・ジェイコブスが生き生きとしたまちの姿を男性の都市計画家たちに突きつけたことがずっといまでも課題として残り続けながら、インターセクショナリティの視点から捉え直しが起こっている。その点をもっと深めたくなった。
doji
骨太で重厚な読み心地で、じぶんがケアの文脈で社会や歴史、そしてそのなかの思想史をみることができていなかったことを恥じた。ぼくは大学院でエリクソンを精読してたので、ギリガンが彼の影響下で理論を編んでいったことにとてもひかれた。社会の構造的な問題への視点のなかでも、ケアへの態度をもつことがひとつの大きな指針のひとつになるような気がする。もっと理解を深めていこうと思う。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/01/24(4003日経過)
記録初日
2014/01/24(4003日経過)
読んだ本
1513冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
426194ページ(1日平均106ページ)
感想・レビュー
1060件(投稿率70.1%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
https://linktr.ee/horiaitoshihiro
自己紹介

編集者/ライター(ときどき音楽制作)の読書記録

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