一作目にも増して、成瀬がいい！ 前作でも、若い時にあんな子が友達にいたらなぁと思ったけど、今作でも最初は成瀬に対して「はぁ？」と感じる人たちをも惹きつけてしまう。そして相変わらずの話し方……これで接客業できるのかと思うけど、できちゃうから不思議!しかしそんな成瀬がスタンプラリーにはまっているとは……これもなんか笑える。ホントに成瀬とその周りの人たちが良かったな～。また成長した成瀬に会いたい‼　楽しい読書でした。

今から２０年位前に書かれた作品。今度テレビドラマになるというので読んでみた。かつて藤木直人主演で映画化されていたらしい。全く知らなかった。プライドを傷つけられた男が偽装誘拐を完璧なゲームとして挑んでいくという話。読みながら大体推理できたが、最後の最後は予想が外れた。それにしても主人公の男は高慢な奴なのだが、映像ではイケメンが演じるのできっと「いい男」に描かれているんだろうな。

とある住宅地の10軒の家に住む人々……普段はあまり交流もなく、皆色々隠し事があるような、問題があるような……そんな街に脱獄囚の情報が入り、自警団的なものができて、それぞれが関わりを持つようになる。10軒の家族が入れ代わり立ち代わり登場するのだが、1ページ目にある住宅地図とそこに住む家族の苗字を何度見て確認したことか……とにかく疲れる読書だった。後半になってやっと大体の様子がつかめ、スピードアップ。結末が良かったので良しとしよう！

一作目にも増して、成瀬がいい！ 前作でも、若い時にあんな子が友達にいたらなぁと思ったけど、今作でも最初は成瀬に対して「はぁ？」と感じる人たちをも惹きつけてしまう。そして相変わらずの話し方……これで接客業できるのかと思うけど、できちゃうから不思議!しかしそんな成瀬がスタンプラリーにはまっているとは……これもなんか笑える。ホントに成瀬とその周りの人たちが良かったな～。また成長した成瀬に会いたい‼　楽しい読書でした。

ブラックショーマン第二弾。今回はどこかで繋がっている連作短編集。元マジシャンが経営するバー「トラップハンド」を舞台に、女性たちの謎多きストーリーを、話を聞いただけで、どれもその全貌を解き明かしていく。ある時はまるで「ドッキリ」を仕掛けながら……これもトリックなのかな。 どの話も結末が良い!また「覚醒する女たち」という言葉が言い得て妙。そして建築士の姪っ子とのやり取りが相変わらず面白い。