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4月の読書メーターまとめ

ひよピパパ
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8
読んだページ
2299ページ
感想・レビュー
8
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196ナイス

4月に読んだ本
8

4月のお気に入り登録
2

  • こたつ
  • ココマ

4月のお気に入られ登録
2

  • 風地
  • ココマ

4月のトップ感想・レビュー!

ひよピパパ
物理学者にして夏目漱石と交友があった寺田寅彦の随筆集。池田了の編。外山滋比古が某かの書で絶賛しているだけある。物事を科学的見地で捉え豊かな表現で綴る寺田の随筆はどれも味わい深い。「藤の実」「蓑虫」「草をのぞく」等の諸編は植物や生きものを物理学の視点から捉えたものでユニーク。「津波と人間」は、東日本大震災の起こる遙か前に、まるで予期していたかのような指摘でグサッと胸に刺さった。「科学者とあたま」は、頭の悪い自分へのエールに聞こえた。「夏目漱石先生の追憶」は、心あたたまる師弟の交流が眼前に浮かぶかのよう。
が「ナイス!」と言っています。

4月の感想・レビュー一覧
8

ひよピパパ
血の繋がらぬ兄・雅人がタクラマカン砂漠で失踪したのを機に展開される、雅人を取り巻く人々の物語。遺された遺児とその母・千春、雅人の弟・紀代志を中心に描きながら、雅人の人生が解き明かされていくストーリー。人と人とが次々と繋がっていき、雅人の「星宿海」(黄河の源流にある星の数ほど小さな湖が集まっているところ)への憧れの謎も明らかになっていくさまは圧巻。優しい余韻も心地よい素敵な一編だ。
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ひよピパパ
物理学者にして夏目漱石と交友があった寺田寅彦の随筆集。池田了の編。外山滋比古が某かの書で絶賛しているだけある。物事を科学的見地で捉え豊かな表現で綴る寺田の随筆はどれも味わい深い。「藤の実」「蓑虫」「草をのぞく」等の諸編は植物や生きものを物理学の視点から捉えたものでユニーク。「津波と人間」は、東日本大震災の起こる遙か前に、まるで予期していたかのような指摘でグサッと胸に刺さった。「科学者とあたま」は、頭の悪い自分へのエールに聞こえた。「夏目漱石先生の追憶」は、心あたたまる師弟の交流が眼前に浮かぶかのよう。
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ひよピパパ
前漢の劉向の編になる『説苑』の訳注本。全編に対する訳注ではないが、各編の特色を典型的に示すものが選ばれており、この一冊で『説苑』のエッセンスが堪能できるようになっている。儒家思想がベースになっているが、雑家的で諸子百家全ての系統の話が収録されているのが特徴で、これは道家的だ!これは法家的だ!と考えながら読めて楽しかった。斉の宰相である晏子のエピソードが面白い。オススメ。
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ひよピパパ
中河与一の代表作。7歳年上の人妻との二十余年に渡るプラトニックラブの物語。ここまで長きにわたり一人の人を純粋に愛し得るのか―。愛とは一体何かを考えさせられる。飛騨の山奥でのストイックな暮らしを求めるシーンが、またその愛の純粋さと反響し合っている。ラストシーンはあまりにも切なく悲しい。とても味わい深い作品だ。
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ひよピパパ
「楼蘭」という西域の一王国の運命を描く、井上靖の代表的歴史小説。以前に国語の資料集か何かでベッドに横たわる女性を描いた中村岳陵筆「楼蘭」を見たことがあったが、漢と匈奴の二大勢力の狭間で何とか命脈を繋ごうとするこの国家の王女の身に起こった悲劇を描いたものであったのかと得心した。本文庫には歴史作品を中心に本作品を含む12作品が収録されているが、中島敦の「山月記」を彷彿とさせる「狼災記」や班超の武勇伝を描く「異域の人」、観音の浄土に赴く補陀落信仰に身を置く一僧侶の心の機微を描く「補陀落渡海記」が特にオススメ。
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ひよピパパ
宮崎駿作品を、五行思想やケルトといったキーワードを通して解釈したもの。ところどころに興味深い図版が挿入されてあったり、宮崎駿が尊崇して已まない堀田善衞への言及があったりして、楽しく読むことができた。だが、全編を通して単なるイメージの連想、類似性のみを根拠に論理展開しているため、何だか素人くささを禁じ得ぬ一編だった。テクスト論に立つのか、作品論・作家論に立つのか、著者の立つ位置も不明確で、両者の間を行ったり来たりしている。内容が題名にちょっと負けている感じで残念。
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ひよピパパ
井上靖が、老いゆく母について愛惜を込めて綴った「小説とも随筆ともつかぬ」作品。一人の文豪の家庭人としての側面が垣間見え、興味深い作品でもある。母や家族とのやりとりの様がまるで眼前に映し出されるかの如く描かれ、そして自身の思いがその描写の合間に見事に織り込まれながら綴られている。実に読みごたえある作品だ。役所広司、樹木希林主演の同名映画もよくできている。あわせて観るとよい。
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ひよピパパ
リンボウ先生が日本古典の中から「恋」にまつわる歌や物語をピックアップして楽しく語りかけてくれる。教科書所載の有名な作品も取り上げられていて、わかりやすく、読んでいて楽しかった。特に興味深かったのは、「袖」のもつ意味合いの変質についてである。『万葉集』に度々出てくる、魂を交換し合う呪術的行為としての「袖」を振り合う動作が、やがて『古今集』の時代には「涙の象徴」としてその意味を変質させていったという。恋する「思い」は変わらぬものの、そのあらわれ方が時代の移り変わりとともに変遷していくことの面白さを感じた。
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読書データ

プロフィール

登録日
2014/03/20(2259日経過)
記録初日
2014/02/22(2285日経過)
読んだ本
276冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
75478ページ(1日平均33ページ)
感想・レビュー
276件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
性別
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