久々に再読しました。 映像化するとあったので、これはと思い、読み始めましたが、読み出すとやはり止まらないですね。 あらかた覚えていても、やはりそうだったか！っていう驚きが出てくる作品です。 結局のところのトリックにはさほど驚きはないのですが、でもこの犯罪を成立させる場面設定は非常によく練られているので、作者の力量見事と言いたくなります。 動機の部分や結局最初の火事あたりの話がミスリードなのは、今考えても勿体無いとは思います。うまく活かした感じには見えないので。 どう映像化するのか、楽しみです。

翻訳作品なのに、読みやすい文章で、最近は訳者の上手さを感じることが多いです。 ストーリーは猟奇的な殺し方で、インパクトを与えますが、同時にその動機が現代の社会の縮図の様なおぞましさもあって、なかなかこういう手合いのストーリーは、なくならないなあと感じます。幾度も扱われるということは、それだけ根深いということでもあるので。 最終的にポーは解決はしたけど、捜査としては負けているので、そういう描き方も新鮮でした。テンポも良くミステリーというよりは、ドラマっぽい作りのうまさが目立つ楽しい話でした。

久々に再読しました。 映像化するとあったので、これはと思い、読み始めましたが、読み出すとやはり止まらないですね。 あらかた覚えていても、やはりそうだったか！っていう驚きが出てくる作品です。 結局のところのトリックにはさほど驚きはないのですが、でもこの犯罪を成立させる場面設定は非常によく練られているので、作者の力量見事と言いたくなります。 動機の部分や結局最初の火事あたりの話がミスリードなのは、今考えても勿体無いとは思います。うまく活かした感じには見えないので。 どう映像化するのか、楽しみです。