今度の成瀬は大学に合格し、親善大使に。やはりパワフルで個性的な成瀬。成瀬と交錯した色んな人がその魅力に引き込まれていく。1番面白かったのは、成瀬が探さないでくださいと書き置きをしていなくなった大晦日の話。思わず笑ってしまうけど、友情とか、家族とか、そんなことも感じるいい話だった。

シリーズ2作目。どんどん暗い話に。今回も魅力的な人物やら妖やら神やら登場して、ますます読みごたえあり。兄弟はものすごい力のある怪しいガモウダイゴという亡霊に襲われながらもなんとか切り抜け、対峙するところでぷつりと終わってしまい、続きがめちゃ気になる。

法師陰陽師の呂秀と兄で薬師でもある律秀が、妖と対峙していく。呂秀は妖がはっきり見える。蘆屋道満の血を引く2人。蘆屋道満は安倍晴明と対立し、巷では晴明の方が正義のように言われているが、そのことに疑問を持ち、播磨国で活躍していこうとする2人。読み応えあった。

短編集。次の1話に前の1話が関わり、さらに広がり。最終話はきちんと1話とつながり、回収される。青山さんのものがたりはいつ読んでもほっこりと癒される。毒のある人がいないんだな。素敵だなと思う。

今度の成瀬は大学に合格し、親善大使に。やはりパワフルで個性的な成瀬。成瀬と交錯した色んな人がその魅力に引き込まれていく。1番面白かったのは、成瀬が探さないでくださいと書き置きをしていなくなった大晦日の話。思わず笑ってしまうけど、友情とか、家族とか、そんなことも感じるいい話だった。

うまい棒一つで世界が救える、なんて言われたら気になって仕方ない。おやつ部の面々が、というかおやつ部とは？なんか、いいなあ、と読み進める。まったりとした、でもほのぼのの中にもたまにピリッとしたアクセントがあり、読んでいて楽しかった。うまいダッツのダッツが、あのダッツだとは！笑

深夜のみ開店するカフェ、ポラリス。おおらかで人の気持ちを読むのが得意な店主が、お客さんの悩みをずばり当てて、会話から解決に導く。こんな元気な女性がいたら、すごく楽しそうだ。でも彼女はやはり鋭すぎて悩みもあるんだろうな。心がほっこりした。