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2026年8月の読書メーターまとめ

rinakko
読んだ本
10冊
読んだページ
3109ページ
感想・レビュー
9件
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2026年8月に読んだ本
10

2026年8月のお気に入られ登録
2

  • みちやん
  • Вечность есть.

2026年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

rinakko
元は遊牧の民だったトルコ人のムスリム王朝が、10世紀に登場する。その建国者の名がオスマン。ひとつの王朝として600年も続いた国は、他に例を見ない。その長命の理由の一つに、王族のコントロール・システムがある。悪名高い「兄弟殺し」の慣習(時代を下ると「鳥籠(カフェス)」制度になるがやっぱり割と殺される)とか、王子の母となるのが奴隷だから外戚の憂慮がないとか(色々酷い)。「世界の王」を目指した有名なスレイマン一世は、寵姫ヒュッテムの扱いが不興を買うほど異例だったこと、ハプスブルクとの長きにわたる角逐が彼の時代
rinakko
2026/08/29 13:25

から始まったこと…などなど。西欧側から読むことが多い時代について、オスマン帝国側から読むのは凄く面白い。

が「ナイス!」と言っています。

2026年8月にナイスが最も多かったつぶやき

rinakko

2026年7月の読書メーター 読んだ本の数:7冊 読んだページ数:2252ページ ナイス数:64ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/4839/summary/monthly/2026/7

が「ナイス!」と言っています。

2026年8月の感想・レビュー一覧
9

rinakko
元は遊牧の民だったトルコ人のムスリム王朝が、10世紀に登場する。その建国者の名がオスマン。ひとつの王朝として600年も続いた国は、他に例を見ない。その長命の理由の一つに、王族のコントロール・システムがある。悪名高い「兄弟殺し」の慣習(時代を下ると「鳥籠(カフェス)」制度になるがやっぱり割と殺される)とか、王子の母となるのが奴隷だから外戚の憂慮がないとか(色々酷い)。「世界の王」を目指した有名なスレイマン一世は、寵姫ヒュッテムの扱いが不興を買うほど異例だったこと、ハプスブルクとの長きにわたる角逐が彼の時代
rinakko
2026/08/29 13:25

から始まったこと…などなど。西欧側から読むことが多い時代について、オスマン帝国側から読むのは凄く面白い。

が「ナイス!」と言っています。
rinakko
再々読。とても面白かった。10年ぶりなのでまたしても色々と忘れてたけれど、シェリンガムの“迷”探偵ぶりには「そうでしたね…」とにやにや。〈殺人者と犠牲者〉の仮装パーティーも、探偵小説作家のアイデアらしくて悪趣味でよい。それにしても、アパッシュダンスは激しすぎるw 目立ちたいならぴったりだろうけど(振りまわされて放り投げられて、四つんばいになっても矢のように戻ってくるとか、怖いよ)。 このアパッシュダンスの一幕が「暗示的」だというシェリンガムの台詞も効いてる。
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rinakko
堪能した。『鈍色幻視行』を読んだ際に作中作の小説がとても面白そうで、何より私の好きそうな雰囲気が伝わってきて、この話も一冊の本として読めるのか…と嬉しくて想像も膨らんだ。瑕のある作品ではあるけれど、その瑕をも含めて一部の人たちから偏愛されてきたという設定にも納得がいったし、あとがきにあるように、飯合梓という虚構の作家が書いたという態だから耽美に振り切った作風もありだったのか…と得心した。どこか上の空のような墜月荘の日々と、そこで流れた夥しい血と滅びゆく間際の凄絶な美しさのことを思って、夜の余韻に浸る。
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rinakko
ネタバレ素晴らしかった。暗鬱で息が詰まりそうな解きにくい文章に、絡め捕られていく(其処彼処に蜘蛛!)読み心地。ぐねぐねした重たい文体そのものがとても好みだった。希望を失い不遇をかこちつつ、「自分たちの手の内で崩壊していくものを阻止して」くれる(であろう)イリミアーシュを待ち望む人々は愚かしく、そこにつけ込まれる。一瞬、それならそれでもよかったのでは…と思いきや、円環は閉じて救いはないらしい(え、そういうことなの…と愕然としながら幾らでも反芻できる)。あまりにも周到な罠が、あった。“悪魔は完全な勝利をおさめていた”
が「ナイス!」と言っています。
rinakko
再読。10年ぶりで面白かった。冒頭の、登場人物たちが旅先で訪れたポンペイでの一幕が不穏な導入で、廃墟の雰囲気も相俟って印象的で好きだった(と、思い出した)。毒入りチョコレート・ボンボン事件、人の観察力のあてにならなさを実証するための実験と称する寸劇、その最中に実行された大胆過ぎる殺人。そしてフェル博士による毒殺者についての講釈…と、カーを読む楽しさを満喫した。
が「ナイス!」と言っています。
rinakko
面白かった。イタリア・ルネサンスを専門とする美術史家による絵画論。なのだが、書簡だったり対話の形式だったりして、軽妙な語り口が意外で読みやすかった。とりわけ印象深い章は、「カタツムのまなざし 《受胎告知》」、「マグダラのマリアのヘアー」と「巨匠の目 《ラス・メニーナス》」。
が「ナイス!」と言っています。
rinakko
頗る面白かった! どこか憂鬱で歪なマニエリスムの絵画に魅かれていることもあり、ポントルモ殺人事件をヴァザーリが調査をしてその相談相手にはミケランジェロ…なんて、それだけで読みたいが過ぎる。書簡体小説を読む醍醐味がぎゅうっと詰まった内容で、スキャンダラスな絵画をめぐる幾人もの思惑と陰謀が渦巻きながら流れ着く先(文字通り?)へ引き込まれた。とりわけマリアの遠縁のおばさまカトリーヌ・ド・メディシスが、期待を裏切らない悪っぷりでよかったw ポントルモの苦悩については、今の世も変わらないのだろうな…と思ってしまう。
rinakko
2026/08/15 16:30

あと、ポントルモの日記も楽しみにしていたので個人的にツボでした。

が「ナイス!」と言っています。
rinakko
“そもそも前に進むことが 本当に救いなんだろうか…”
が「ナイス!」と言っています。
rinakko
素晴らしい読み応え。19世紀ロシア、農奴という虐げられる者の側に生まれた主人公ミーシャと、13世紀バルトで北方十字軍の不条理な殺戮によって家族を失った少年ジンタルス。ふたりの物語は交錯し、「在る」ことそのものの悲運にあらがう彼らの旅の軌跡が記される。太古の地層から流れ出して海の旅をした琥珀が、海の青に染まることはない。そんな琥珀の中でも、とりわけ紅くあろうとする〈紅い琥珀〉にミーシャは惹かれた。心から自然に溢れてくる言葉を綴り、ただ己の感じたままを表現しようとしたミーシャの魂の在り方も〈紅い琥珀〉だった。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/07/22(6660日経過)
記録初日
2008/02/17(6816日経過)
読んだ本
3723冊(1日平均0.55冊)
読んだページ
1121875ページ(1日平均164ページ)
感想・レビュー
1957件(投稿率52.6%)
本棚
1棚
性別
女
外部サイト
自己紹介

@rinakko.bsky.social

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