ネタバレ「おやつ部」なる部活で青春を謳歌している高校生たちの物語。１話１話が小さなミステリーになっていて面白かった。特にコウのおばあさん家に行って、「ブローチ」を探すというミッション。実はそこには別のミッションが隠されていて…。高校生がそんなことに気づくのかはやや疑問が残りますが、みんな真面目に高校生していて、おばさんは眩しいよ。続編がありそうな予感。

ネタバレ帝国ホテルを舞台にした42の超短編集。ほんの数ページで終わってしまうのがもったいないくらい密度の濃い物語ばかりでした。特によかったのは「父の秘密」と「ベビールームの思い出」。死ぬまでに一度ぐらいは泊まってみたくなりました。

ネタバレ「おやつ部」なる部活で青春を謳歌している高校生たちの物語。１話１話が小さなミステリーになっていて面白かった。特にコウのおばあさん家に行って、「ブローチ」を探すというミッション。実はそこには別のミッションが隠されていて…。高校生がそんなことに気づくのかはやや疑問が残りますが、みんな真面目に高校生していて、おばさんは眩しいよ。続編がありそうな予感。

ネタバレこのシリーズは中山さんの作品の中でも特に骨太な感じで読み応えがありました。一人仙台にいてほとんど被害を受けなかった蓮田と地元に残ってそれぞれ大きな傷を負った幼馴染の３人。私自身が神戸の震災で同じような境遇だったので、蓮田の気持ちがよく分かります。とりあえず、殺人犯が彼らではなくてよかった。これが完結編なのはちょっと残念。

ネタバレ面白かったのは、「娘の嫁の後始末」。嫁の下着を処分するお義父さん、えらい！「溜め込みすぎる母」はちょっと切ない。一人暮らしだと、話す相手もいなくて、いらぬ心配をしたり、ついつい買い物に走ったりしちゃうんでしょうね。私も他人事ではありません。ご近所に相談できる人がいればねえ。娘さんの気持ちも分かるだけに、なかなか考えさせられました。「夫の部屋」の夫、ただのエロおやじ。こんな父親からよくもナオミのような優秀な娘が生まれたものです。近くにいても嫌だわ。