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2024年12月の読書メーターまとめ

まつけん
読んだ本
7
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2011ページ
感想・レビュー
7
ナイス
351ナイス

2024年12月に読んだ本
7

2024年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まつけん
タイトルで手に取った初読み作家さん、大正解でした。閉店を決めた大阪大学豊中キャンパス近く待兼山駅前で父母の代から続いている書店と喫茶店。常連客の発案で閉店まで「待兼山奇談倶楽部」を月一で開催することに。そこで語られる地域やそこに住む人にまつわる不思議なだけでなく懐かしく心温まる大切な話…「こういう偶然は、きっといつでも、いろんなところで、いろんな人に、普通に起こっているんだと、と思うから。ただ、みんな、気づかないだけ。」「どうもこの街には、不思議な話を引き寄せる力が、あるようですね」最後は意外な展開に。
が「ナイス!」と言っています。

2024年12月の感想・レビュー一覧
7

まつけん
殺人事件の加害少年という過去を持つ弁護士が主人公という異色のリーガル・ミステリー「弁護士 御子柴礼司シリーズ」5作目。過去作で殺人者であることを明らかにした御子柴に降りかかる非難の嵐。その中でも変わらず事務員として勤める洋子…「何故、君のここにいるんだと」その洋子が突然殺人容疑で逮捕される。「君が殺人を犯していようがいまいが、必ずそこから出してやる」巻末になっても結末が見えず、どうなるかと思いながら読み進めましたが流石の中山七里作品、納得の結末。次作も楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
まつけん
安楽椅子探偵+青春「探偵は教室にいない」シリーズ2作目。前作に比べ青春・恋愛(未満)要素強め。バスケ部中学生女子・海砂真史は、頭は切れるが学校に通っていない“素直じゃない”幼馴染・鳥飼歩に日常で遭遇した謎解きをお願いするようになる。「果たしてそれだけだろうか?『真史は特別な存在ではない』と返答する気になれない理由は」「歩は、依頼人であるわたしの期待にいつも応えてくれた名探偵だ。だけど、幼稚園児の頃も今も、わたしと歩は友人ではないのではないか」「歩は果たして、わたしからのお土産を貰って嬉しく思うのだろうか」
が「ナイス!」と言っています。
まつけん
ネタバレ接遇+ハラスメントというタイトルに興味をひかれる。著者はJALの客室乗務員・戸田中央医科グループ教育研修インストラクターという経歴をお持ちで、考え方だけでなく具体的な言葉づかいも含めた社会人としての基本を学べる読みやすい一冊。「人も組織も動かすものではなく、動くもの」「パワハラにならない叱り方“あれグミか”」「怒る理由は『べき』が裏切られたから」「顧客意識〜満足してもらう・協調意識〜周りの人と協力・コスト意識〜『時間は命だ』・目標意識〜考える週間をもつ・安全意識〜コンプライアンスと自己管理」
が「ナイス!」と言っています。
まつけん
「作家刑事毒島」シリーズ3作目。「急進革マル派」を名乗る過激派が犯行声明を出した保守系出版社放火事件を機に毒島とコンビを組むのは極左暴力集団を専門とする公安一課の淡海。その後パヨクと呼ばれた学生の他殺事件、そして、過重労働問題や米軍基地移設問題等の市民運動を生業とする“プロ市民”と言われる左翼運動家・鳥居の関わる事件が続き…「裁判があなたを裁けなくても、世間が裁いてくれる。下手したら、そっちの裁きの方が苛烈かもしれない」毒舌で犯罪者を追い詰める毒島が作家を兼業する意味を何となく想像させる結末。
が「ナイス!」と言っています。
まつけん
タイトルで手にした初読み作家さん、大正解でした。織田信長の命により武田の湯之奥金山と毛利の石見銀山を調べるよう密命を受けた明智光秀、同行は破戒僧・愚息と剣客・新九郎、途中から加わったある稀有な才能を持った土屋(実在したある歴史上の人物)、この土屋が良い味を出しながら進む戦国経済モノ。「武門の戦いとは、所詮は銭で決まる〜この一事を分かっているであろう武門が、日ノ本には少なくとも二つある」『光秀の定理』という関連作があるようなので読んでみたいと思います。
が「ナイス!」と言っています。
まつけん
タイトルで手に取った初読み作家さん、大正解でした。閉店を決めた大阪大学豊中キャンパス近く待兼山駅前で父母の代から続いている書店と喫茶店。常連客の発案で閉店まで「待兼山奇談倶楽部」を月一で開催することに。そこで語られる地域やそこに住む人にまつわる不思議なだけでなく懐かしく心温まる大切な話…「こういう偶然は、きっといつでも、いろんなところで、いろんな人に、普通に起こっているんだと、と思うから。ただ、みんな、気づかないだけ。」「どうもこの街には、不思議な話を引き寄せる力が、あるようですね」最後は意外な展開に。
が「ナイス!」と言っています。
まつけん
パーティーコンパニオン香子が、銀座のホテルで行われた宝石店の感謝パーティー後に同僚が密室で亡くなるという事件に巻き込まれ…電話を借りに来る隣室に越してきた刑事、玉の輿という香子の夢を叶えてくれそうな不動産会社専務の車で鳴る車載電話、カセットテープに録音されたビートルズの曲順がLPアルバムと異なる謎、自宅固定電話に残されたメッセージ等に懐かしさを感じながら読了。平成4年初版の93刷作品でした。香子無防備過ぎ、刑事喋り過ぎとは思ったものの流石の東野作品、読みやすく安定の満足感。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/12(3713日経過)
記録初日
2012/03/04(4696日経過)
読んだ本
1460冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
443600ページ(1日平均94ページ)
感想・レビュー
1425件(投稿率97.6%)
本棚
1棚
性別
年齢
57歳
血液型
O型
職業
事務系
現住所
埼玉県
外部サイト
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