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2024年3月の読書メーターまとめ

山嵐電撃吹雪拳
読んだ本
12
読んだページ
3706ページ
感想・レビュー
12
ナイス
166ナイス

2024年3月に読んだ本
12

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

山嵐電撃吹雪拳
なるほど、著者は京大の卒業生か。それで成瀬やぬっきーの受験勉強がちょこちょこ出てくるんだな。M-1は名前を知っている程度で個人的には全く興味ないが、それが成瀬と島崎の幼少時からの関係を少し変えて、さらに周囲を巻き込んでいくのが面白い。差別的な意図はないが、小中学校くらいまでは、頭の単純な男より、グループ意識や協調性を気にするのは女性の方だった記憶がある。それをも気にせず突き進んできた成瀬は魅力いっぱいの女性。改悪がお家芸のテレビ局が分不相応な色気を出さないことを願う。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
12

山嵐電撃吹雪拳
ネタバレ本巻の紹介には穴山梅雪の妻子救出がメインみたいになっているがさにあらず。茂兵衛と信長・信忠親子の接触と、戦国時代の大事件である本能寺の変が巻末に待っている大変な巻だ。武田滅亡は長篠である程度描かれていたから本巻のメイントピックではない。家康のピンチと言えば、既出の三方が原と本能寺の変直後の関西圏脱出だから、ついに二つ目がきた、という感じだ。この後秀吉の勃興に悩まされることにもなるので、まだまだ家康・茂兵衛主従の苦難は続くわけだ。
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山嵐電撃吹雪拳
ネタバレまたメンドくさい人物を押し付けられた茂兵衛だが、その小癪な若造・平助が「三河物語」の作者であり、ご意見番(これは創作だそうだが)として名高い大久保彦左衛門とは…服部半蔵、大久保忠世といった有名人や、幕末北越戦争の舞台となった越後長岡藩牧野家のご先祖様・牧野康成が名前だけとはいえ登場したりと、グッと戦国ものっぽくなってきた。
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山嵐電撃吹雪拳
出世して所帯をもっても、上役との軋轢や部下の扱いに苦労するあたり、今のサラリーマンと変わらないな。生きるか死ぬかの日常でないだけ今の方がマシだけどな。ところで、ここまで読み進めても今一つ茂兵衛のビジュアルが頭の中で固まらない。「デカい」「厳つい顔」「筋骨粒々」。さしずめ現代なら実戦経験豊富な鬼軍曹ってところなんだろうが、どうも、顔のイメージが固定しない。慌てなくてもいいんだけどね。
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山嵐電撃吹雪拳
連戦、しかも負け戦が続いた茂兵衛だが、なんだかんだでちょっとずつではあるが出世している。しかも綾女の亭主に功を譲っても、である。戦国時代では異色の存在なんだろうが、個人戦闘力は高く、しかも人望も高めつつある茂兵衛の活躍から目が離せない。
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山嵐電撃吹雪拳
瀕死の重傷から生還し、出世もしたが手痛い失恋もいた。 泣くな茂兵衛、人生ここからよ。
が「ナイス!」と言っています。
山嵐電撃吹雪拳
なるほど、著者は京大の卒業生か。それで成瀬やぬっきーの受験勉強がちょこちょこ出てくるんだな。M-1は名前を知っている程度で個人的には全く興味ないが、それが成瀬と島崎の幼少時からの関係を少し変えて、さらに周囲を巻き込んでいくのが面白い。差別的な意図はないが、小中学校くらいまでは、頭の単純な男より、グループ意識や協調性を気にするのは女性の方だった記憶がある。それをも気にせず突き進んできた成瀬は魅力いっぱいの女性。改悪がお家芸のテレビ局が分不相応な色気を出さないことを願う。
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山嵐電撃吹雪拳
ネタバレ最後のセリフ、かっこいいな。琴葉の成長も、玲柰は望んでなかったかもしれないが、結果として玲奈と対探偵業を続けられそうになるまでになった。「高校事変」に出てきた玲奈は対探偵業をしていなかったが、この後何があったのだろう。
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山嵐電撃吹雪拳
私くらいの世代は、祖父母が戦前戦中を経験している。私の祖父は戦地で片目を失ったが生きて帰った。だが、初孫のわたしに祖父は戦争の話を一度もしなかった。孫たちだけでなく、ほとんどその頃の話をしたがらなかったらしい。口をつぐむことが、当時の暗さ、悲惨さを逆に雄弁に語っている。
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山嵐電撃吹雪拳
軽いタッチで書かれた戦国もの。後世に名を残した家康の家臣ではなく、一介の小者の視点で描く戦場は、その凄惨さを緩く包んで面白おかしさすら感じる。茂兵衛の活躍はトントン拍子過ぎる感がしないでもないが、まだまだ軍隊の中では下層、今後の働きの中でどんなセリフを心の中で呟くのか楽しみだ。
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山嵐電撃吹雪拳
ネタバレ百発百中の「魔弾」の最後の一発は、悪魔の望む標的に当たる。本作の最後の一発は由梨に向かうが、鷹央に弾かれて射手自らに返る結果になった。歌劇「魔弾の射手」にちなんだストーリーだと思って読み始めたがあまり関係がなかった。由梨の最終場面はベタな展開だが、ハッピーエンドかって言えばそうかもね。
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山嵐電撃吹雪拳
ネタバレこのシリーズをここまで読んでくると、冒頭の呪い云々は超常現象に見せかけた凶行で、その仕掛けを鷹央・小鳥遊コンビが解くパターンだと考える。となると疑いがかかって然るべきは調査の生き残りの葵であるが、なぜか誰も疑わない。犯人は意外な人物だったのは確かだが、雄太と同じくらい怪しいと思っていた葵が犯行に全く関係がない完全な脇役だったのは、肩透かしに近い感じがした。ところで舞ちゃんって、身長はどのくらいの設定だったかな。Z1000はそんなに足付きの良いバイクではなかった気がするけどな。
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山嵐電撃吹雪拳
面白い本だったが、少し詰め込みすぎな感じもした。この内容をこのページ数に入れるには仕方がなかったのかも知れないが、もう少し長くてもよかったかな。そのせいか全体を通して物足りなく感じられ、心揺さぶる話とは言い難いが、いくつか主人公を取り巻く話とメインの救助の話はバランスがよかったと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/11/26(3493日経過)
記録初日
2014/12/02(3487日経過)
読んだ本
763冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
273730ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
720件(投稿率94.4%)
本棚
6棚
血液型
B型
現住所
新潟県
自己紹介

2023年は古めのミステリーに挑む。幸いなことに未読の名作がたくさん。

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