一般人が書いたという設定だから敢えて読みにくい文章なのかとも思ったけど、途中で挫折しそうになった。時代考証も比喩表現も気にはなったけどそれ以上は考えなかった。そういうことなのね。

みいちゃんの半眼がとても好き。みいちゃんのふわふわ感とパンのふわふわ感がたまらない。買いに行きたい！

文体も表現も当時のままでとても良かった。著者による解説で「最もつまらない作品」って言っちゃうんだ、とおかしかった。

読んだ本、観た映画の量が凄いし、それに対する感想も凄い。ルーマニア語の小説家になるなんて本当に素晴らしい。並々ならぬ努力だと思う。これこそ正しいSNSの使い方！と思った。

事件の真相は、多分こうじゃないかなと思った通りだった。だから面白くないというわけではなくて、それに絡めて尊属殺人の裁き方だとか、AIの便利さの中の危うさとかが興味深かった。

エリーが男勝りで元気で楽しいし、魅力的なキャラクターばかり。男性陣はイケメンすぎるやろ！エリーの母親のことは気になるけど続編読むかなあ…？

保育士の友人から、読み聞かせで人気のある絵本として紹介されたうちの１冊。かなり古い本なのに根強い人気なのね。五味太郎さんのとぼけた絵柄がとても良い。表紙のしっぽがかわいい。

「おしごと」の空想がどんどん広がる。あったら便利だろうなと思うおしごとも、吹き出してしまうようなおしごともいろいろある。111ページの『未解決事件紹介所』のお客さんはあの人たちだな。

この時期に合わせて出版したのか、たまたまなのか3月11日と12日に読んだ。もう13年と思うものの、テレビでは復興の進まない映像も流れている。この話も犯人探しというよりは大震災後の現状に重きを置いた作品だと思う。皆が安心して暮らせる日が早く来ることを祈ります。

切られたくないピーマンとお料理したいおかあさんとの攻防が面白い。「もしかして、きります？」に吹いたわ。ほっぺに力を入れたピーマンも笑える。文と絵のコラボレーション最高。それぞれの好きな野菜も書いてあるのが憎い。

どのページもねこの表情（半眼で）がとても良い。特にしょんぼり顔が(笑)。最後は驚いた。

一般人が書いたという設定だから敢えて読みにくい文章なのかとも思ったけど、途中で挫折しそうになった。時代考証も比喩表現も気にはなったけどそれ以上は考えなかった。そういうことなのね。

どちらかといえば中国寄り。「深海巨大症」はここで終わり?!という感じ。中途半端というのじゃなくて、もっと続くと思っていたし、もっと読んでいたかった。「焼肉プラネット」が面白かった。

見開きもあって豪勢だけど、「絵本」というにはシニカルというか残酷というか、ルビが振ってあるけど子供用ではない。桃太郎のエゴイストっぷりがヤバい。ピンク＆網タイツ(笑)。

正直ラストがよくわからなかったけど、読み手の受け取り方次第なのかな。何とも不思議な話、構成だった。『文体練習』は以前読んだことがあるからこういうのが〈ウリポ〉なのねと思った。