【論文】
○「前期水戸学における神器論の波紋‐栗山潜鋒の諸言表をめぐって」(桂島宣弘ほか編『東アジア 遭遇する知と日本 トランスナショナルな思想史の試み』文理閣、2019年)
○「安積澹泊における「正名分」の位相‐『資治通鑑』と「音注」」(『日本思想史研究会会報』第35号、2019年)
○「前期水户学中的“<实>的战略”―关于安积澹泊的诸种言表―」(〔中国語〕仇玉卿訳、張憲生主編『东亚近世历史与思想的地平线:差异·冲突·融合诸相 人文学叢書第3輯』暨南大学出版社、2014年)
○「「〈実〉の戦略」の分節化と「将軍伝」‐三宅観瀾の諸言表をめぐって」(『日本思想史研究会会報』第30号、日本思想史研究会、2013年)
○「前期水戸学における「〈実〉の戦略」‐安積澹泊の諸言表をめぐって」(『日本思想史研究会会報』第29号、日本思想史研究会、2012年)
【書評】
○「書評『儒教儀礼と近世日本社会―闇斎学派の『家礼』実践』」(『立命館史学』第41号、立命館史学会、2022年)
○「書評 齋藤公太著『「神国」の正統論 『神皇正統記』の受容の近世・近代』」(『日本思想史研究会会報』第36号、日本思想史研究会、2020年)
○「書評 奈良勝司著『明治維新と世界認識体系』」(『日本思想史研究会会報』第31号、日本思想史研究会、2015年)
○「新刊紹介 井上寛司『「神道」の虚像と実像』」(『東アジアの思想と文化』第4号、東アジア思想文化研究会、2012年)
【その他】
○「(#ニュース4U)パパ育休、漂うひとごと感 出生時育児休業制度、課題は」(朝日新聞、2022年10月27日、一部、デジタルは「「パパ育休」、聞こえてきた同僚の会話 「ゲームざんまい」の父親も」、同日付)
○「家事・育児、男も担っているのに」(朝日新聞「声」欄、2021年7月5日付)
○朝日新聞「父親のモヤモヤ」取材班『妻に言えない夫の本音 仕事と子育てをめぐる葛藤の正体』(朝日新聞出版、2020年、一部)
○「いじめって?」(名嶋義直編『10代からの批判的思考 社会を変える9つのヒント』明石書店、2020年)
○「「パパ友いない」切実 ワンオペに直面、悩む2歳児の父親」(朝日新聞、2019年8月24日、一部、デジタルは「パパ友がいない」孤立する父親 男同士の関係作りに壁」、2019年8月28日)
○「戦争の恐怖、想像力働かせる」(朝日新聞「声」欄、2017年11月26日)
○「政権与党の醜態 我々の責任」(朝日新聞「声」欄、2013年12月7日)
○「他者への想像力今こそ必要」(朝日新聞「声」欄、2012年12月19日)
○「「常識やろ」無視同様に嫌悪」(朝日新聞「声」欄、2011年8月2日)
○「徳川日本における歴史認識―前期水戸学をめぐって―」(日本史研究会近世史部会卒業論文報告、2011年6月8日)
【好きな言葉】
「子曰、必也正名乎(中略)君子於其所不知、蓋闕如也、名不正則言不順、言不順則事不成、事不成則礼楽不興、礼楽不興則刑罰不中、刑罰不中則民無所措手足、故君子名之必可言也、言之必可行也、君子於其言、無所苟而巳矣。」(『論語』巻七、子路第十三)
「舎人氏既に近江朝廷を書し、其の天武の簒奪を書し、曲筆回護す。子父の為に隠すは、理当に然るべきところといえども、自ら其の往往逗出するを覚えず。此れ皆天理人心の公掩匿すべからざるものなり。後人其の旨を究むるあたはず、大友を以て叛臣と為して、将門純友の類に列す。亦悖らざらんや。義公其の憒憒たるに憤る。故に特に書して之を正す。亦綱常を扶け名分を正さんと欲するなり。」
(安積澹泊「謝平玄中書」『続々群書類従第十三』416頁)
「ただわたしは、思想の時代が実践の時代に取って替られたとき、非合理的情念の噴出の前に、合理主義がいかに無力であるかを痛感するのだ。」(野口武彦『江戸の歴史家』筑摩書房、1993年、336頁)
「私にとって、すべてのものを取り出しうるという合理主義の信念がおそろしいのである。合理主義の信念というより、その信念を成り立たせている合理主義の背後にある非合理的な意志の圧力がおそろしいのである。そしてそれは、私にはヨーロッパ的なものに見える。」(竹内好『日本とアジア』筑摩書房、1993年、28頁)
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