『野球観戦が好きな人は脳内で自分の野球人生を築きあげているものなのです。自分がプロ野球選手だったらどの球団に入団しどんな選手でどういう野球人生を歩むのか』非実在野球人生より…全部面白い話ばっかりで笑ってしまったり、納得したり、びっくりしたりの連続だ。見たり体験したことをどんなふうに受け止めそれをとても上手に表現するということ。大勢の人の期待に応えて期待以上の作品に仕上げるってすごいな〜。実を言うと私の脳内にも非実在野球人生が出来上がっておりあと少し手を加えて仕上げの段階に入りつつある。ここからが勝負だ！

「売るんじゃない、買わせるんだ。客は自分が買いたいと思わない限り買わない」まだまだパワハラ上等が横行している職場がざらにある。それでも意地なのか事情があるのか心身を蝕みながらも食らい付き日々邁進する人がいる。住宅販売会社フォージーハウスに勤める松尾はまだ若い。家がなかなか売れずに上司から罵声を浴びせられる日々、移動先した駒沢店の豊川課長に「お前は売れないもう見切りをつけて辞めろ」と静かに言われるが蒲田にあるお荷物物件にチャレンジを試みて見事に売り意地を見せたのだがその後はやはり上手くいかず失速するのだった

『野球観戦が好きな人は脳内で自分の野球人生を築きあげているものなのです。自分がプロ野球選手だったらどの球団に入団しどんな選手でどういう野球人生を歩むのか』非実在野球人生より…全部面白い話ばっかりで笑ってしまったり、納得したり、びっくりしたりの連続だ。見たり体験したことをどんなふうに受け止めそれをとても上手に表現するということ。大勢の人の期待に応えて期待以上の作品に仕上げるってすごいな〜。実を言うと私の脳内にも非実在野球人生が出来上がっておりあと少し手を加えて仕上げの段階に入りつつある。ここからが勝負だ！

サザエさんは「もうこんな時間だわ、闇市に行って晩御飯の材料買ってこなくちゃ」って言ってた頃からの大ファンですがこの作品は混乱することしきり。作中に作品があり、サザエさんの世界を体現することに躍起となっている山野泰平の世界観があり、森野啓介に対する残忍な犯行の詳細に関する一部始終はどんなだったのか？わからないままのことばかりであった。登場するキャラクターひとり一人に何故か好感を持てずに読み終えてしまった。大人になった山野一夫だけが賢く理性を持った人に思えた。すべて新堂先生の術中に絡め取られてしまったのだろう

百億の取引をまとめるために不備はないか詐欺ではないかと用心に用心を重ね書類作成のプロである行政書士にチェックをさせてもそれでも詐欺を成功させる犯罪者たち。もうこんなんじゃ防ぎようがないなと呆れてしまう。妻と子供を火事で亡くした辻本拓海はデリヘルの客として来ていた詐欺師のハリソン山中と出会い働きを認められて信頼を得て詐欺グループの主要メンバーとなる。作品を読み進めていくと本当に巧妙な手口とそこに至る入念な準備に脱帽してしまう。こんなに頑張れる人間ならきっと表の世界でも素晴らしい成果をあげられただろうにと思う