サスペンスともホラーとも違う独特の作風。いろいろなことがロジカルに説明されていないところがなんとも良さげ。映画化されないかな。A24っぽく監督はアリ・アスターってことで。

ミステリというより純愛モノに寄っている印象。 女性読者は主人公の女性に共感できるのだろうか。 本作でもタイトルの意味がよくわからなかった。

楠木建氏のお薦めに乗っかって読んでみた。特に後半の「親密な公共圏」「喧騒のある国」に共感。リセットではなく訂正を意識してみよう。

よくぞここまで「不幸」を設定したな、と感心。40年以上前に読んだ森村誠一の作品をなぜか思い出した。似た点があるわけではないのだが。結局、タイトルの意味が分からなかった。

いろいろな機会で接するユダヤと日本の不思議な関係が紹介されているが、登場人物やエピソードが多すぎてやや散漫。名だたる神社（伊勢神宮を始め、大神神社・石上神社・出雲大社など）を駆け足で巡ったり、チャイナの工作員と肉弾戦したり、クライマックスは「失われた聖櫃」とは．．．