先輩に連絡をしたら、やまき店主の追悼飲み会をすることが決まった。コロナ禍になる前にその先輩は人生でどん底の時を過ごしてた。うつ病になり仕事は休職、妻と子は別居、金は親の援助、酒だけが楽しみなので、毎週1回、やまきに来てホルモンを食べながら缶酎ハイを飲む時間だけを楽しみに生きてた。一度付き合ったことがある。露天の鉄板で黙々とホルモンを焼く店主、勝手がわからず目が泳いでる一見さんに、うつ病の先輩が親切にレクチャーしていた。癌なのでタイムスリップしたとて救うことはできないが、もう一度あのホルモンを食べてみたい。

先輩に連絡をしたら、やまき店主の追悼飲み会をすることが決まった。コロナ禍になる前にその先輩は人生でどん底の時を過ごしてた。うつ病になり仕事は休職、妻と子は別居、金は親の援助、酒だけが楽しみなので、毎週1回、やまきに来てホルモンを食べながら缶酎ハイを飲む時間だけを楽しみに生きてた。一度付き合ったことがある。露天の鉄板で黙々とホルモンを焼く店主、勝手がわからず目が泳いでる一見さんに、うつ病の先輩が親切にレクチャーしていた。癌なのでタイムスリップしたとて救うことはできないが、もう一度あのホルモンを食べてみたい。

マジか…大阪に西成区というエリアがある。そこはB級グルメスポットだったりする。漫画じゃりん子チエの舞台でもあり、ホルモン屋さんが沢山あって、どこの店で食べても美味しいし、それに食べるのも飲むのもめちゃくちゃ安いので、懐の淋しいときは随分とお世話になった。というか今でもよくお世話になってる。で…このエリアで1番沢山人を集める一人のおじさんがいた。露天ホルモンやまきの名物店主だ。この店だけはこの場所で永遠に続いて欲しいいと思ってたが、店主は去年の暮れに突然亡くなってた。