読書メーター KADOKAWA Group

2024年10月の読書メーターまとめ

ning
読んだ本
4
読んだページ
1320ページ
感想・レビュー
4
ナイス
42ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ning
人類が獲物を追いかけて走っていた原始時代から脳の役割は変わっていないということ、体を動かすことが何より脳の細胞を活性化させ、連携を強化することが繰り返し語られる。ランニングはちょっと大変だけど…。それでも脳トレよりも軽い運動がいいこと。そしてそれを習慣にすることを心掛けていきたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

ning
ネタバレ名作「くだんのはは」はすごくいいので「件」が出るならぜひこれも、と手に取ったが…。以下激辛:基本ホラーなのだがストーリーが支離滅裂。民間伝承、祟り?、アクション、パニックと詰め込みすぎて何の話だかわからなくなってる。「悪い風にあたった」という学生の大量虐殺事件は原因をそのままにし権力が大暴走。件の死ぬ理由はラスト2ページで一気に説明するこの終わり方はひどい。事件は終結した…ってそんなわけないだろ。この滅茶苦茶な展開をどう畳むのかと最後まで読んでしまったのが腹立つを通り越して笑えてくる。
ning
人類が獲物を追いかけて走っていた原始時代から脳の役割は変わっていないということ、体を動かすことが何より脳の細胞を活性化させ、連携を強化することが繰り返し語られる。ランニングはちょっと大変だけど…。それでも脳トレよりも軽い運動がいいこと。そしてそれを習慣にすることを心掛けていきたい。
が「ナイス!」と言っています。
ning
大作「血脈」の番外編。12年にわたる執筆を終えた著者への取材、対談、そして写真や原稿の写しなどを収録。元々古い写真を見るのが大好きなのだが、小説を読んだばかりということもあって佐藤一族に親しみすら覚えてしまう。子供のころの愛子さんがかわいいこと。そして反骨、自立心、自由気ままな性質など、脈々と受け継がれてきた荒々しい魂も感じ取れた。親を、兄弟を討ちまくり、最後は「己を討つ」作家の運命。なんというか…、強すぎる。
ning
戦争という一大事を前に人一人の意思など何ほどかと思いきや、若者の恋の炎が戦局に大きな災いを引き起こす「戦艦陸奥」がよかった。閉ざされた共同体で人間の愚かしさが露わになる「裸の島」「女の島」「魔島」もさすがの冷徹さ。吉村昭「深海の使者」に通じる「戦艦呂号…」は閉塞した空間の恐ろしさをまざまざと思い浮かべられる。表題作と「腐爛の神話」は哀しく、この時代、身を持ち崩した女に救いはなかった。戦争の下、究極の他人への献身と残忍な獣の行いがあり、それはどちらも人間の性。どの話もそれを突き付けられる。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2010/05/24(5299日経過)
記録初日
2010/05/08(5315日経過)
読んだ本
453冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
154587ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
450件(投稿率99.3%)
本棚
3棚
性別
現住所
神奈川県
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう