結のその後，賢輔と結ばれた幸の10年後…。江戸時代、商いに渾身の知恵と工夫を注いだ、長い物語の大団円でした。90歳を超えた竹に爺さんも笑みがこぼれます。高田郁さんお疲れさまでした、テレビドラマでもお目にかかれそうなお話ですが…？

結のその後，賢輔と結ばれた幸の10年後…。江戸時代、商いに渾身の知恵と工夫を注いだ、長い物語の大団円でした。90歳を超えた竹に爺さんも笑みがこぼれます。高田郁さんお疲れさまでした、テレビドラマでもお目にかかれそうなお話ですが…？

下町の診療所、院長の大先生が患者と繰り広げる人情噺です。美人ママの飲み屋、転がり込んだ元ヤンキーのＪＫ、息子は大学病院の独身医師。現代の赤ひげ先生の舞台は揃ってドラマのはじまりはじまり。２巻にも期待です。

各章ごとに一人の人物にスポットをあてて書いています。家康や2代目の秀忠、大阪からは片桐且元、後藤基次、真田信繁等々…。物語の流れを知っているので、それぞれの立場がよくわかって、これもありです。

ご飯に、ご飯のお供と味噌汁の食堂。｢食堂のおばちゃん｣シリーズの作家山口さんの新しい食堂の開店です。めしのせ案内を少なくして、めしのせ小説を主体にシリーズ化してほしいものです。

闇医者おゑん、今回は身ごもった遊女の心の傷…。困窮する地方の部落で口減らしのため売られていく少女の凄惨な過去。長いお話の全ては最後の十数ページで…、ありそうなお話に爺さんも…です。

新シリーズ2巻目。還暦を迎えた勘兵衛ですが、銀次と娘婿の鯉四郎の協力も得て闇に潜む悪に立ち向かいます。風呂屋に現れる奉行も元気で心強い。まだまだ活躍して欲しいものです。