ネタバレ劉邦が盗跖の拳骨で再起する場面は、かつての信陵君と八代目盗跖の殴り合いをちょっとだけ思い出させてくれて良かった。成長した邦ちゃんは言葉遣いとか信陵君にそっくりになってたし。あと十一代目（盗扇と玄修の子）の盗跖がいずれは韓信になるんじゃないかと秘かに予想してたけど、これは大ハズレだった…(￣▽￣;)

ネタバレ裁かれるべき者が一人生き残ってしまったのが引っかかる。奴が秘密を後継者に引き継いでしまったら、師匠と同じ悲劇が弟子にも降りかかりそうで…。

ネタバレ雪深い山村で巻き起こる連続殺人と熊の襲撃を主軸にした、パニックホラーの風味もあるミステリー。残酷なシーンはあっさり目な描写なので、自分のようなホラー苦手な人でもすんなり読めるのでは。その代わりと言ってはなんだが犠牲者は盛り沢山だけど…。クライマックスの犯人追及が、二人の探偵役によって別々の場所で同時進行していくのはちょっと面白かった。

ネタバレ劉邦が盗跖の拳骨で再起する場面は、かつての信陵君と八代目盗跖の殴り合いをちょっとだけ思い出させてくれて良かった。成長した邦ちゃんは言葉遣いとか信陵君にそっくりになってたし。あと十一代目（盗扇と玄修の子）の盗跖がいずれは韓信になるんじゃないかと秘かに予想してたけど、これは大ハズレだった…(￣▽￣;)

ネタバレ1960年に発行されたものを復刻した本。寿司の歴史や蘊蓄がいっぱいで面白い。バナナ寿司…そんなのもあったんだ。でもコンビーフなんかはその後の回転寿司に繋がってるっぽくて、色々歴史があったんだなあ、と。でも恵方巻は、それらしいしきたりも含めて何も書いてない。企業に作られた風習なんだな、やっぱり。

ネタバレ「遺族は被害者ではない」という本書のある人の言葉の冷たさに心が硬直する。文学のために、文壇や知識人は永山則夫に惑わされているのではないか。昔から感じているそんな違和感は解消されなかった。