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2024年3月の読書メーターまとめ

unterwelt
読んだ本
5
読んだページ
1300ページ
感想・レビュー
5
ナイス
15ナイス

2024年3月に読んだ本
5

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

unterwelt
大正から昭和にかけて大蔵大臣として活躍した高橋是清の生涯や政策を書いている。一定の評価はしつつも「昭和金融恐慌は自分で蒔いた種を自分で刈ったに過ぎない」と批判もしており、対象に対してべったりとしていない感じがある。ただ当時の時代状況や財政政策に詳しくないためか、政治家になるまでの前半生の部分の方が面白く読めた。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
5

unterwelt
大正から昭和にかけて大蔵大臣として活躍した高橋是清の生涯や政策を書いている。一定の評価はしつつも「昭和金融恐慌は自分で蒔いた種を自分で刈ったに過ぎない」と批判もしており、対象に対してべったりとしていない感じがある。ただ当時の時代状況や財政政策に詳しくないためか、政治家になるまでの前半生の部分の方が面白く読めた。
が「ナイス!」と言っています。
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日本のプラグマティズム受容史であり、石橋湛山、清水幾多郎、鶴見俊輔は流石に知っていたが後は知らない名前が多かった(もっとも田中王堂は中公新書『石橋湛山』に名前があったけど)。日本のプラグマティズムはジェイムズ、デューイがメインでパースを取り上げることが少ない事も勉強になった。ただそれが「転んでもいい主義」とどうつながるのかイマイチ理解できなかったのだが、これは私の知識不足のせいかもしれない。
unterwelt
近田春夫のインタビューによって語られる内田裕也の自伝というか半生。内田裕也は「何をしているのかさっぱり分からないが、なぜかテレビの芸能ニュースによく出る人」というのが昔の私の認識でしたが、その来歴が日本ポピュラー音楽(ロック)史のオルタナティブという事が分かる。ただ活動自体が多岐に渡る上、活動そのものがパフォーマンスになるという人なので分かりにくいとも言える。実名がバンバン出てくる面白さもあるが、フォークミュージシャンの偽善性をバッサリ切っているところなど痛快さもある。
が「ナイス!」と言っています。
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80年代前半のプロ野球に関するエッセイやノンフィクションをまとめたもの。『江夏の21球』のインパクトが強いので野球についての文章が多くなっているのかと思うが、正直なところ面白いかと言われると……。著者の考えなどが文章に出てくると俗流社会学みたいなところが出てきてイマイチな感が。もっともこう思ってしまうのは題材となっている選手に思い入れが無いからかもしれないが。
が「ナイス!」と言っています。
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5期20年に渡って金沢市長を務めた著者による金沢のまちづくり政策について書いた本。同著者には『金沢を歩く』という本もあるが、新幹線開業に伴う変化や課題についても触れられている。まちづくりというのは民間企業だけが関わるのではなく、行政がどのようなまちにするかイニチアチブをもって対応しないといけないのだと思う(とはいえ観光地である難しさもあると思うが)。ただ著者が元市長なので自身の政策については肯定的にしか書いてないので、別の立場からの本も読んだ方がいいような気もする。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/01/30(3011日経過)
記録初日
2016/01/05(3036日経過)
読んだ本
413冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
122817ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
394件(投稿率95.4%)
本棚
0棚
性別
外部サイト
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