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2024年3月の読書メーターまとめ

菊地
読んだ本
76
読んだページ
22488ページ
感想・レビュー
76
ナイス
304ナイス

2024年3月に読んだ本
76

2024年3月のお気に入られ登録
3

  • Capt_Gravy
  • Trivel
  • 零崎夢織

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

菊地
個々のミステリの落ちについてはあまり刺さらなかったけど、タイトルに集約される最後の仕掛け自体は嫌いじゃなかった。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
76

菊地
良くも悪くも手堅いゲーム世界悪役転生運命改変ストーリー。 こういうのが読みたい人にはいいんじゃないですかね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
仕事へのモチベーションが低い落ちこぼれ社員だった主人公が、同僚とのマルチプレイを切っ掛けに人生が変わっていく話。 エルデンリング未プレイだけど、「死にゲー」で「プレイングに幅があるゲーム」であることが分かってれば本編を読む分には問題ない感じ。ゲームを通した他者とのコミュニケーションによって「今までと違う視点」を手に入れて「ゲームで工夫してきた」経験などを仕事での武器にしていく流れ。 エルデンリングファンが読んだらどう思うかは分からないけど、未プレイ勢としてはお仕事小説として綺麗にまとまっていたと思います。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
人間関係のアレコレは前巻である程度以上蹴りが付いているので、本巻は〆としての妊娠・ボテ腹回。 個人的な好みとして「ボテ腹」属性を持っていないので、あまりテンションが上がらない内容だったけど、「子作り妊活部」というテーマをきっちりまとめた点は評価したい。 いいシリーズだったと思います。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
写実的な絵画を観たかったのと、エヴァレット・ミレイの作品が好きなのでラファエル前派の本を手に取ってみた。 中心人物とグループ、理念、「運動」としての破綻の切っ掛けなどが明快なので時系列や流れが分かり易く読み易い。 やはりモチーフと画風が好みとピンズドなので作品を観ているだけでワクワクしてくる。この時代の展示会を日本でやってくれることを祈っています。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
一部を除いてライトなノリの連作短編集。 真相が明らかになった後の顛末をもうちょっと読みたかったかな、という印象。
菊地
「スピンオフ」とあるから本編ストーリーが別にあると思って最初スルーしてたんだけど、これが本編なのか……ちょっとタイトルで損をしている気がする。
菊地
リアリティラインの引き方がイマイチ、あるいはイマフタツかな……
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「水には重さがあるんだよ!」『な、なんだってー!ΩΩΩΩ』みたいなやり取りしてて脱力感が強い。 幾ら魔法で水を生み出せる環境で、水を運んだりする機会が無かったとしても、コップに入れた水のあるなしで重さくらいは実感するのでは……
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「漫才」という小説では難しいテーマに挑んでいる点だけは素直に評価したいところだけど、純粋に「漫才シーンを読んで笑えるか、面白いか」というと悩ましく、間やテンポや空気感が重要な「漫才」を漫画や小説で取り扱った時の難しさが露骨に表れている印象。 「掛け合いが面白い小説」はあるけど、仮に「面白い漫才の脚本」をそのまま載せても小説としては面白くならないだろうし、やはり「漫才」ものの小説化は難しいよなぁ、って。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
以前の将棋作品のキャラクターが出てくるところには少しテンションが上がったけど、将棋ものとしても、ミステリとしてもやや中途半端ではあったかな。 オチがあまり好きじゃないこともあり、「新生児の取り違え・取り換え」というモチーフ自体には正直あまりテンションが上がらなかったけど、そのモチーフによって浮かび上がる「才能は生まれか育ちか?」「家族への愛とは血なのか縁なのか?」という問いかけには一抹の面白さはあったかな。 どういう要素を期待しているのか、どういう点にフォーカスして読むかによって満足度の落差が大きそう。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ヒーロー役のはずのディオン君が単なる食いしん坊キャラにしか思えず、ラブ的にはそこで乗ってけないところがあった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
逆行再生やり直しものだけど、やり直しの時点で「諦め」から始まっている主人公の姿は痛々しさがあった。 傷付いた彼女が癒されて、前向きな幸せを望むようになって欲しいですね……
が「ナイス!」と言っています。
菊地
変態バージン夜凪さん、変態性がオープン過ぎてちょっと萎えてしまうところはあった。 ただまあ、複数の女の子との爛れた肉体関係、イイヨネ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
筆おろしした相手との肉体関係に溺れていく同級生はエロい。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「家族」の雰囲気が良かった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
隣国王太子が馬鹿過ぎて呆れる前に脱力してしまったね。
菊地
二つの視点で描かれる「盲目的な恋と友情」の物語。 彼女達が本当に愛したものは何だったのか―――?
が「ナイス!」と言っています。
菊地
追放ものとダンジョン配信ものを組み合わせたような内容。 ただ「追放」の真相も割とヌルく、「ダンジョンで死んでも挑戦権を失う」という設定なので「ダンジョン狩り」と言っても悪辣度は低く「闇堕ち」という程の印象が無く、配信ものとしての解像度が粗い。 そういう諸々のディテールの甘さをコメディタッチにすることでまとめている感はあるけど、色々と設定を持って捻った結果バランスが悪くなったという印象はぬぐえなかったかな。 文句ばっかりだけど、コボルトが可愛いところは嫌いじゃなかった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
結婚に興味が無かったオタクが類似の趣味を持つオタクと出会って結婚する、みたいな話のファンタジー版。
菊地
ヒロインの事情・気持ち・立場をちゃんと思いやりながら一つ一つしっかりと後腐れなく寝取ろうとする展開がとても良い。じりじりとした流れがゾクゾクするし、ヒロインに優しい展開がとても良いですね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
全体的に大味だけど、少女二人のバディっぽさだけは嫌いじゃなかったかな。
菊地
個々のミステリの落ちについてはあまり刺さらなかったけど、タイトルに集約される最後の仕掛け自体は嫌いじゃなかった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「誕生日を祝う」という素朴な幸せエピソードで、読んでる側に多幸感を生み出せる域になっている。 もう変に派手なことをやっていなくても面白いのずるいわ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
突然目覚めたNTRガイド機能によって幼馴染ヒロインを大切に優しく寝取ろうとする話。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ボリュームは足りないけど、「好き」に突き進む変人ヒロインがとても良かった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
あくまで「古代ローマ風」なので、過剰にローマ要素を期待しないで読む分はそう悪くない。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ストーリー的な動きは乏しかったけど、キャラクターへの愛着が出てきたからキャラ小説としてはそれなりに楽しめた。
菊地
九州・琉球の顛末と、関東・奥州制圧の向けての動き、対南蛮に向けての準備回。 ストーリーに大きな動きは無かったので助走の巻といった印象。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
軍人もの、上官の無茶ぶりや嫌がらせや圧力には逆らえないみたいな展開になりがちだけど、本作の主人公は自分が納得できないこと・理不尽なことに対しては平気で逆らうから良くも悪くもスカッとする展開が続く。 スカッと展開にするために強引な部分もあるけど、タイトルからして「そういう作品」であることは明示してあるし、これはこれで割り切って読む分にはいいんじゃないですかね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
シャーロット、なんかもう存在自体が懐かしいな……
菊地
不器用マッチョと言う主人公のキャラ造形には新鮮味があったので、よく見かける純情ギャル属性と組み合わせることでカップリングの面白さがあった。 やっていることは自体は普通のラブコメなんだけど、前述のキャラ造形・カップリングの妙で素直に面白いと言える内容になっている。やはりラブコメはキャラですよ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
国内政治の知識も立場も違う主人公に「貴族」であることを押し付けてくるヒロインが鼻につくことが割とあったけど、最後の落としどころは悪くなかったかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
料理要素は相変わらず地に足がついていてとても良い。 一方で、まだ2巻なので「平安に戻る」という選択をするだけの絆を読者である僕にはまだ感じられなかったので、同じ展開にするにしても後数巻は積み重ねが欲しかったかなぁ、とは思いました。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「家族」にフォーカスした雰囲気自体は悪くなかったけど、ストーリーラインはあまり動かす、1冊通してのプロローグと言う感じだったので、1冊では評価しづらいところはあった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
何度も「事故」展開を繰り返された結果、2巻にして「事故」に飽きてきた感がある。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
王女を始めとする不遇スキル持ちを集めて追放先でリゾート島を開拓する話。 スキルの拡大解釈から力づくで展開を動かす剛腕っぷりは嫌いじゃなかった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「無自覚無双系」の主人公にチートであることを自覚させないよう周りの人たちが右往左往する喜劇っぷりには一定の面白さがあるけど、双方向性がほとんどないので「配信」ものとしての面白さには欠けるかな、という印象。
菊地
類似作品と比べた時の強みには乏しく、全体的に設定・展開・キャラの決意・判断が軽いので僕には合いませんでしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
長期シリーズ化してるだけあって各キャラへの愛着が強くなっているからわちゃわちゃしてるだけでも面白くはあるんだけど、ここ数巻は刊行ペースが年1冊に鈍化しているだけに1冊でストーリーが進まないともどかしさはあるかなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「逃亡」パートにおいて、今どういう状態で、どういう理由で時間がかかっているのかのエクスキューズが上手くないので、なんか「なんか大きな(展開が盛り上がる)事件やトラブルが起きてる訳でもないのに逃亡パートが無駄に長いな……」という印象になってしまっていた。僕には合わないかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
フォーヴィスムは典型的な「(自分から観て)パッと見での良さの分からない絵画」時代だったから敬遠してたけど、勉強の一環でマティス展に行くことにしたのでそれに向けて読んでみた。 様々なアプローチで自分の理想を追い求めるマルチアーティストのようなスタンスには頭が下がる。 更に線によるフォルム・色の純粋化の結果としての切り絵に行きついたこと、フォルムと色の追及はデザインとの親和性が高まったことなど非常に興味深かったですね。 「良さ」はまだ感じられないけど、「評価」と「意図」はシックリ来た気がします。いい本でした。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
こういう「無能」設定、事情があって能力を隠しているパターンがあるけど、本作では事実として「無能」な一面があるので、割とイラっと来る・もやもやするシーンが割とある。 ヒーロー役の殿下にいいところが無い訳ではないんだけど、前述の「無能」な面によるイライラのせいでヒーローキャラを好きになれなかったので、そこが残念でしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
効率と合理性の怪物と言うべきサイコパス主人公が、現代世界からその特異性を生かせる異世界に転生して、「世界平和」のために倫理観が壊れたまま世界と戦う話。 「異世界侵略」という意味ではまだ導入って感じだけど、異常な主人公の容赦ない展開は割と好きかもしれない。 ただまあ「呪術」というネーミングと能力がミスマッチには感じたかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
改めて浮世絵の勉強をするための読んでみた。 浮世絵の発展、その時々の画題の流行や有名な絵師などのアウトラインが分かり易く書かれているので勉強にはなる。 ただ個別の絵師の特徴や画風などについての掘り下げはやはり少なく、この本で気になる時代・絵師を見つけるための1冊と言った印象。インデックスのための本としては機能している。 浮世絵を知る最初の1冊としては悪くない内容だと思います。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
チャートや相関図を入れながら美術史のアウトラインを語る入門書だけど、「広く浅く」というよりは「広くとにかく薄っぺらい」という感じ。 全体的に情報量が少ないからチャートを入れられてもどうしてそういう繋がり・流れになっているか前提知識がない人にはピンとこないだろうし、相関図の関係性についても具体的なエピソードが語られることが少ないので上っ面だけのものになってしまっている。 んー、入門書と言っても、さすがに情報が少なすぎますね。あまりにも物足りない。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
転生先で世間で評価されていない属性を手に入れたけど、現代知識によって属性を有効利用して成り上がっていくタイプの作品。 ハズレ扱いの属性が「光」という点だけは珍しいけど、それ以外は同系作品に対して特別な強みがある訳でもなく。 テンプレ展開でもいいからとにかくこういう作品が読みたい、という人ならというくらいの内容。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
悪女として亡くなった主人公が、未来の別人に憑依して運命を切り開いていくタイプの話。 特定キャラの変節に唐突感があるところはあったけど、懐いてくる妹キャラ大好きなので色々と許せてしまったし、この系統の作品としての手堅い面白さはあった。諸手を上げて絶賛とはいかないけど、続きは読んでみたい気はしますね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
逆行再生やり直しもの。ヒーローへの好感度が低すぎて僕には合いませんでしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
現代ダンジョン、スローライフ、グルメ要素だけでも十分すぎるのに「聖獣」「イレイサー」等の設定を付け加えてしまったせいで要素が渋滞してしまっている。 グルメ要素などのいい点はあるんだけど、前述の通り多数の要素が喧嘩してしるし、各キャラクター性も好みには合わず、全体を通した印象はあまり良くないかな。僕には合わない作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
セガ社員によって書かれたセガハードの歴史本。 読む前に想像していた「内部の人間ならでは!」というエピソード情報は少なく、セガを過大評価したり肩入れしているような記述も少なく、良くも悪くもフラットな視点で書かれているので「ゲーム史」の本としての客観性が担保されている。 マニアックさやカルト的な内容を過剰に期待していないならいい本だと思いますね。読み易い良書。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
暴力が日常のスラムの子供への転生スタート。 割とハードモードで始まるけど、水魔法と現代知識で着実にポジションを上げていくのでストレスはそこまで強くない。 ただ地位を上げていっても、貴族社会の面倒臭さに直面したり、艱難辛苦が続く。 爽快感はそこまでないけど、地に足のついた設定と展開でしみじみとした良さがある。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
こういう本があるのは知っていたけど図書館で見つけたから手に取ってみた。 約12年近く前の本で、久保建英選手がまだ10歳当時の「カンテラに入った後」くらいに出ているため「バルサのカンテラに入れるための戦略・養育」のサンプル本としては価値が第一義。 どういう訓練・練習をしていたかという話は面白ものの、上位カテゴリーで昇格出来ずに日本に帰国していたらまったく違う印象を受けていただろうな、とは思う。 その後、久保建英選手が大成したからいいものの当時のタイミングでこういう本を出すのはギャンブル感があるよなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「お人好し冒険者」の人間力が周りにしっかりと評価されている幸せな世界。 「チート能力」を持っただけでは幸せになれなかった転生ヒロインが、優しさによって救われていく雰囲気は好きでしたね。
菊地
ゲーム制作のことだけではなく、流通から法規まで、「ゲーム業界」にまつわる話を広く浅く読み易くまとめてある一冊。 浅くとは言うものの必要最低限の情報量はクリアしているし、「教科書」という程堅苦しくなく読み易い、「ゲーム業界」を知るための「導入としての教科書」としてはいい本だったと思います。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ここ数年で聞くようになった「戦狼外交」について改めて知識を強化しようと思い手に取ってみた。 中国の様々な工作について、しっかりとした調査によってルポルタージュが書かれていて、中国外交のしたたかさを感じる一方で、どこまで「狙い通り」でどこからが「暴走」なのか統制できていない・一貫していない部分が垣間見えて「大国」がそういう状況にある怖さも感じた。 分かり易い模範解答を与えるものではないけど、中国外交の輪郭が分かり辛い部分があるのは、こういう一貫していない・統制できていない部分にも理由があるんでしょうね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
スパダリ令嬢主人公のキャラクターが好きだった一方で、ヒーロー役皇子のキャラクターが刺さらなかったので、差し引きで「そこそこ」という印象になってしまった感じ。 作品の出来不出来というよりは、キャラが好きになれるかどうかかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
現代ダンジョン配信もの+モンスターテイムスローライフもの+ザマァ要素、みたいな感じ。 細かいところはさておき、ペットが可愛いので色々と許せた。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
タイトル+懐かれて反動性で青春する話。 主人公に懐くまでの早さや強度にはご都合を感じる部分もあったけど(ただ対人経験の乏しさが距離感のおかしさに繋がることも多いし、必ずしもおかしいという訳でもないかな)、全体的な雰囲気は結構好き。 ヒロインの事情に踏み込んでいく中でどうなっていくか、続きも読んでみたいとは思いましたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
かわいいなかまがふえました。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「ゲーム世界」において、未来の運命を予知夢のような知ることになった悪役キャラが破滅の運命を回避しようとする話。 転生・転移・憑依ではないので主人公の根本的な性格の悪さなどは変わっていないんだけど「未来」を追体験したことがトラウマになっており、トラウマと未来知識によって何だかんだでゲームストーリーが変わっていく流れになっている。 ただまあ、本質的な部分では「ゲーム悪役転生・破滅回避(成り上がり)」ものと比べて特段凄く面白い部分がある訳ではないから、良くも悪くも「ゲーム悪役転生」の範疇無いという印象かな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
随分懐かしい名前を見掛けたので手に取ってみた。 とある事情によって暫定的な皇后になるヒロインの話。 商業的なアプローチはしっかりしている一方で、恋愛的なアプローチは弱い。 過去作において「しっかりした作り」の作品を書く傾向にある作者さんだから、しっかりと読めるけど、良くも悪くもキャラ造形や読み心地に「堅さ」は感じるかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「伝説」になった理由は別に「超級呪物を配信した」ことではないのでは……?
が「ナイス!」と言っています。
菊地
上巻に引き続き、各馬の略歴とコラムを併催しながら時代を遡っていく構成。 リアルタイムをギリギリ知っている時代から、「歴史」としてしか知らない時代になっていくので、読み心地に落差がある。グレード制の無い時代は完全に歴史。 戦績や略歴だけでは分からない当時の空気感や特定ファンの想いをコラムから感じられるので、資料としては一定の価値は感じるものの、資料として持つにしても値段はネックだな、とは思う。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ヒーローのキャラクターあまり好きになれず。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
幾らドシスコンキャラとは言え男女が絡むことについてリスナーに認められすぎている等「配信」ものとしての解像度は低く、リスナーもヒロイン配信者が主人公持ち上げ装置になってしまっていてハーレムラノベ感が強め。「人気配信者」という割にはには主人公以外のキャラは弱いかなぁ。 主人公のシスコンキャラクター自体は嫌いじゃないから割と読める一方で、「配信もの」としての要素を期待過ぎると拍子抜けするかな、とは思う。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
妊婦を集めたデス(?)ゲーム小説みたいなお話。 正直「ゲーム」的な部分についてはあまり面白く感じれなかった一方で、「出産」「幸せ」に対してのエクスキューズとしては予想外に真っ向なアプローチになっていた。 悪趣味で奇抜な設定の割には、娯楽小説というよりはブンガク寄りな仕上がり。 好きか嫌いかで言えばそんなに好きでもなかったけど、フォーカスする箇所によっては光るところも感じられる作品でしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
てっきりよく取り上げられる「女性棋士」「奨励会員」の部分がクローズアップされる感じかと思ったら、良くも悪くも予想を裏切られた感じ。 三段リーグという面白くなり易い「美味しい題材」にそこまで傾注させず、群像劇として、一人の女性棋士の人生を浮かび上がらせていく手法には感心しましたね。 「女性棋士」の話でも、「奨励会員」の話でも、「女」の話でも無く、まさに「棋士でも、女性でもある、一人の人間」のドラマだった。 いい作品でした。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ドラマ的なモチーフである「結婚式で花嫁を奪われた」新郎の略奪された後の物語。 元婚約者の妹との重めな恋愛劇であり、自分勝手な花嫁・略奪者のザマァ劇で、今の時代的には「婚約破棄もの」フォーマットを現代劇に流用したもののようにも思えるかな? 現代劇にしたおかげで多少目先が変わってはいるけど、全体的にはそこまでのインパクトはないかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
お人好し高スペック天才科学者残念キャラの主人公と、それを取り巻く悪の組織メンバーとのドタバタ、敵対する正義の変身ヒロインとのラブコメ等を描く作品。 一見するとロミジュリ的な構図のように思えるものの、コメディをベースとして楽しく描きながら、要所要所でシリアスを入れながらキッチリとドラマ的な落とし所も用意されてる。 いい作品でしたね。好きです。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
全く知らないゲームらしき世界に転生した主人公がメタ読みとかで自分の運命を切り開こうという作品。 この作者さんらしく世界観設定がしっかりとしているので、面白さを担保する足場が強い。 「知らない世界」だからこそ思惑が外れたり、想定した方向と違う展開になったり、歪な成長をしていたりする流れが面白く、説得力がある。 単巻で考えても、最後の落とし方が上手い。良い作品でした。続きが楽しみです。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
事件解決編。事件発生→黒い内情・謎→事件解決して旅へ、という流れが繰り返されてる気がするので、もう少し目先を変えたゆるくてハートフルな展開になってくれてもええんやで。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
洗脳とか記憶に干渉とか、そういう展開が続くなぁ、という印象。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
女性キャラだけじゃなくて男性キャラの先輩に見せ場があって、しっかりとかっこいいのがとても良い。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/05(5709日経過)
記録初日
2008/10/01(5713日経過)
読んだ本
11982冊(1日平均2.10冊)
読んだページ
3454932ページ(1日平均604ページ)
感想・レビュー
11830件(投稿率98.7%)
本棚
253棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://snowillusion.hatenablog.com/
自己紹介

登録しているのはラノベ、ミステリ、一般文芸、ジュブナイルポルノ、雑学本など。
漫画は登録していません。

・Twitter
http://twitter.com/snowillusion

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