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2024年5月の読書メーターまとめ

あや
読んだ本
8
読んだページ
2028ページ
感想・レビュー
8
ナイス
48ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

あや
「日本では(平安の蘇とかはあるけど)どうして明治以降になるまで牛乳が根付かなかったのかな〜」と思いつつ軽い気持ちで手に取ったら、大変興味深い話がたくさん載っていてみるみる読んでしまった。このシリーズの書籍の中でも読みやすい方だった。結論を言えば西洋でも飲み物としての安全なミルクは戦後まで全然扱えていなかった。不衛生な水で薄めて色付けにチョークや脳みそを混ぜていたという記録に絶句。牛乳は近代科学や衛生基準に保証された全く新しい飲み物だと知った…。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

あや
このようなカフェに行ったことはないが、仕事の延長で興味を持ったので。実際の事例が豊富に掲載されているし語り口も読みやすい。介護施設や福祉事業所とはまた違う地域の福祉の形であるし、集うため・支え合うために取り組んでいる人々がいるということを知るだけで少し世界が広く見える気持ちになる。地元にも増えればいいなぁ
が「ナイス!」と言っています。
あや
日本アニメがアメリカに輸出された歴史を時系列で追う。単なる翻訳アニメだけではなく、外注状態で日本スタジオが制作したアニメも載っている。作品が国境を跨いだ時にシリーズ、タイトル、人名などが勝手に改変されることに疑問があったが、こうして歴史を見るとさまざまな事情があることがわかるし、近年になってようやく無改変が歓迎されるようになったことを嬉しく思う。特にCCさくらの記述が面白かった。あれは確かにそのままは無理かも…笑
が「ナイス!」と言っています。
あや
「日本では(平安の蘇とかはあるけど)どうして明治以降になるまで牛乳が根付かなかったのかな〜」と思いつつ軽い気持ちで手に取ったら、大変興味深い話がたくさん載っていてみるみる読んでしまった。このシリーズの書籍の中でも読みやすい方だった。結論を言えば西洋でも飲み物としての安全なミルクは戦後まで全然扱えていなかった。不衛生な水で薄めて色付けにチョークや脳みそを混ぜていたという記録に絶句。牛乳は近代科学や衛生基準に保証された全く新しい飲み物だと知った…。
が「ナイス!」と言っています。
あや
今まで読んだ中で一番わかりやすかった本。主に標準正規分布やその他の分布への当てはめの話について「他の本でもこれを最初から言ってくれてたら良かったんだよ!!」が詰まっていて目から鱗。試験勉強の理解が大幅に進んだ。ヤギさんとオオカミさんの漫画も今風かつ可愛らしくてよい。微積の本も欲しい。
が「ナイス!」と言っています。
あや
パンの歴史における最大の柱は「庶民向けの粗悪な黒パン(ブラン、ライ麦)からいかに白パンが普及したか」であると知る。現代日本の視点からでは想像しにくいが、雑穀から白米に至る過程と同じと思えばわかりやすい。パンにしても米にしても、かつて粗悪とみなされていたものが現代においては健康志向でもてはやされるのも共通している。とは言っても昔の黒パンは固くてみっしりしていたようなので、それはそれで少し食べてみたい。パン文化の国視点でしか書かれていないので説明にやや不足感があり、非パン食の土地についての記述はない。
が「ナイス!」と言っています。
あや
米国で先駆け的に日本の漫画を発行し米国版ジャンプの発行などにも携わった著者の回想記。表題では萌えとなっているが(その言葉がオタク文化の代表だった当時の本だからであろう)、主題としては80〜90年代において米国文化が日本の漫画を受容するまでの流れと奮闘がメインになっている。断片的に見知っていた海外翻訳漫画の情報(左右反転や擬音の翻訳など)やなぜコミックスをそのまま翻訳するだけではダメだったのかなど、これで漠然と抱いていた様々な疑問がつながって氷解された感。
が「ナイス!」と言っています。
あや
発酵学の権威ともいえる著名な先生の本だった。知らずにフランクな語り口や自著のみの出典を見て不安を覚えてしまい大変失礼した。ネタとして知られているようなヤバい発酵食品が軒並み挙げられているだけではなく、ほとんどが実食済みであり、マニアックを通り越してフェチとさえ言えるレポートが添えられている濃厚さ。くさやも現物を見たことがないので、本当にくさい発酵品はどれほど臭いがするのだろうと思いつつ、納豆のことをくさいと思ったことがないから慣れってこわい。
が「ナイス!」と言っています。
あや
漫画のフキダシについて分析的に論じた本。これまで無意識的に読んでいた(描いてもいた…)漫画のフキダシの効果やその意味合い、可能性に改めて驚く。漫画は画力や物語力だけではなく図像視覚デザインの芸術であると痛感した。引用作品に「鬼滅」「SPY×FAMILY」「ルックバック」など新しいものが多く驚いた(古典からは「のらくろ」や手塚作品も使われている)。昨年発刊された本とはいえ著者の視点の広さに頭が下がる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/12/24(2723日経過)
記録初日
2016/12/20(2727日経過)
読んだ本
673冊(1日平均0.25冊)
読んだページ
204921ページ(1日平均75ページ)
感想・レビュー
673件(投稿率100.0%)
本棚
5棚
性別
自己紹介

自分用の備忘録です。感想を思ったままにメモしていきます。漫画コミックスはエッセイものを除いて登録外。

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