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最近の感想・レビュー

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風変わりで優しい御伽噺だ。どのお話も愛しくて好き。子どもの柔らかい感性に触れているような気になるからかな、何だかとても癒された。描き方によっては同じ話でも皮肉ぽかったり残酷に感じたりするんだろうが、あくまで柔らかい空気感が素敵だ。他の本も読みたい。

月のケーキ (創元推理文庫)ジョーン・エイキン

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あらすじ・内容

ナイス ★1

コメント(0)2025/03/26

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解説含め面白く読みました。ミステリではないようなと思った作品も、謎のある話という意味であれば同じくくりか。こんな特集を実際に組んだ人がこの時代にいただなんて、いつの時代も人の興味はそう変わらないものかと感慨深い。個人的には久米正雄の『別筵』が好きだったけど、背景を聞いてしまうといい度胸だな本当。。。余韻を残すという意味ではやっぱり里見弴の『刑事の家』かなあ。楽しく読みました。

開化の殺人-大正文豪ミステリ事始 (中公文庫ち 8-11)

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あらすじ・内容

ナイス ★2

コメント(0)2025/03/16

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誰がどうやって、は最初から分かっているのだが、どうしてなのかが分からない。そして犯罪であることを隠そうとする伏見と疑う優佳の頭脳戦が読みどころなわけだけど、犯罪を隠すというより扉を開けたくないのか？という謎がまた潜む。伏線もちゃんと張られているし頭脳戦も面白いが、その動機は納得はできても弱いなあ。あと個人的には優佳の気持ちが最大の謎だよ。話としては面白いが情緒は置き去りだったな。。。

扉は閉ざされたまま: 長編本格推理 (祥伝社文庫い 17-1)石持浅海

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あらすじ・内容

ナイス ★9

コメント(0)2025/01/26

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ネタバレ謎解きではないな。時を超えたフェントンの大冒険という印象だった。驚くほど粗野な場面もあるけれど、驚くほど情熱的でもある。そういう時代だったんだろうな。でも本当に悪魔を出し抜いて歴史を変えられたのかは甚だ疑問だ。あんなにリディアリディア言ってたのに結局メグなのかというのも不思議だった。原題がTHE DEVIL IN VELVETなのはフェントンの中のフェントンを示唆するようで面白いな…。悪魔を出し抜こうとしているフェントンが悪魔と呼ばれているのも皮肉。色々と興味深かった。

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ほろりとするには一歩足りないが、ぽんぽこはお馬鹿可愛い。どうも前段となるシリーズを飛ばしていきなり読んでしまったらしい。人間に優しくされた妖怪たちはやっぱり優しくなってしまうのかな。もう少し1話1話を掘り下げてくれても良かったのかもしれない。

お江戸、ほろり神田もののけ人情語り (角川文庫)高橋由太

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あらすじ・内容

ナイス ★2

コメント(0)2025/01/13

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恐ろしいほどに素直で純粋で、ハラハラどころかイライラして叫びそうだった。過去一危なかっしいヒロインだよ。でもその開けっ放しの心が仮面の下の気持ちを真実にしたんだろうな。友情なんて無かったはずなのにね。途中からはいつものごとく一気読みだった。ハッピーエンドなんて無理なんじゃないかと思ったときもあったけど、御伽噺のような希望に満ちた終わりで良かった。本当に良かった。

ガラスの顔 (創元推理文庫)フランシス・ハーディング

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あらすじ・内容

ナイス ★1

コメント(0)2024/11/23

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恐ろしいほどに素直で純粋で、ハラハラどころかイライラして叫びそうだった。過去一危なかっしいヒロインだよ。でもその開けっ放しの心が仮面の下の気持ちを真実にしたんだろうな。友情なんて無かったはずなのにね。途中からはいつものごとく一気読みだった。ハッピーエンドなんて無理なんじゃないかと思ったときもあったけど、御伽噺のような希望に満ちた終わりで良かった。本当に良かった。

ガラスの顔 (創元推理文庫)フランシス・ハーディング

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あらすじ・内容

ナイス ★1

コメント(0)2024/11/23

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なるほどヘッセのメルヒェンだった。余計な教訓もお決まりの流れもなく、美しいと信じたものを丹念に組み上げたのだろうな。私も美しい手が欲しい。そしてその手に一生満足していたいと思ったよ。