読み始めて、夜読むの怖そう…と思ったはずなのにどんどんページを進めてしまった。SNSののっとり、私自身も経験があるのだが、裏側でこんな事が起きていたらと思うとゾッとした。ただ麻美のように手当たり次第に承認してはいけないと思ったが… 最後は麻美自身の過去も衝撃でまさかこんな展開まで書かれていると想像しておらず、面白い！と感動してしまった。

読み始めて、夜読むの怖そう…と思ったはずなのにどんどんページを進めてしまった。SNSののっとり、私自身も経験があるのだが、裏側でこんな事が起きていたらと思うとゾッとした。ただ麻美のように手当たり次第に承認してはいけないと思ったが… 最後は麻美自身の過去も衝撃でまさかこんな展開まで書かれていると想像しておらず、面白い！と感動してしまった。

コンカツ、自分には通り過ぎてしまった出来事だけれど、10数年前の自分と重なって思い出してしまった。智香たちと同じく当時は暇さえあればコンパ。行くと虚しくなる事が分かってるのに、退屈になる時間が嫌でコンパに行っていた。今思えばなんて時間の無駄…と思うのだが、その当時は必死だったんだろう。 結局、私もコンカツを経て恋愛をして結婚したけど、この本の通り数十年先のことも夫とどうなるかなんてわからない。自立して働く智香が羨ましくもなった。結局、一生みんな無いものねだりして生きているんだと思う。

短編が3つ収録されていた。 この作者の設定には毎回奇妙な設定が多く、え？そんなことありえる？みたいな事が普通に描かれているのだが、読んでいると妙に面白くハマってしまう。 私が主人公だったら絶対受け入れられない状況が多い。 この話に続きがあるなら、登場人物のその後も気になるし、想像するのも面白いと思える作品だった。

元彼の遺言状がかなり面白かったので、期待して新作を読破。 予想通り面白かった。剣持麗子の新たなバディが生まれるのかと思いきや、単純な展開ではなく。。 一つ一つが短編にもなっていて、大筋は話が繋がっている所も時間がない私には、読む時にキリが付けやすくて助かった。この続きまた是非読みたい。続いてほしい。