被り物を目深に、シャクレ気味な人が火薬をいじるのはとても素敵。作中人物は喜んでいるが読書サービスは無い南の島がストイックで良い

地下がいよいよデカい、どうやら昔はかなり広い陸地だったようだ。地盤沈下なのか海面上昇なのか、どちらにしても古代文明の断絶に関わりがあるのか、気になる。

まとめ買い、ここまでとても良い。男爵家の紋章を門番に見せるときのアピールっぷりが、みなみけの次女が風邪ひきの三女にリンゴくれたときの様ですごく好き。

舞台が大転換した、でも360°まわって戻ってきた、素晴らしい。力を笠に着てそっくり返ったバカを真のお嬢様が力で投げ飛ばす快感、とても良い。前レギュラー陣の復帰も期待して待つ。

お師匠様だいぶガタイが良くなった、日々の鍛錬の賜か。レティと気づかなかったことを割とサラッと流す、二人の間柄がなんだか良いな。

呉妹君が普通のお転婆御令嬢、変に尖ったところがないのが良い、お酒注いでもらいたい。表紙のヨメちゃんが今までより大人に見える、江東の姫と違ってこっち側の仕事任される娘は激務だなあ。

どこかで見たような敵性体へのネーミングのセンスがいちいち素敵、誰もツッコまなかったのか、トップがアレだからか。みんな至って真剣、ボケてるつもりは無く、100％真面目なのがこの作者さんの魅力だなあ。

軍人さんが煙草を吸うのはキーアイテム的な、「魔法と関係ある別の何か」かとも思ったが、妊娠したら控える普通の嗜好品だったのか。少年誌ではトンと見なくなった喫煙描写はうまくはまるとかっこいいので大事。

web版は以前に読んだ、おためしが良かったのでまとめて購入。作者さんサイドの、すべてのキャラクタに事情も思うところも有るということを繰り返し描く姿勢に確固たる意志を感じる、あたたかい。

絶対強者の自信か、アカギのお姉さん的余裕がかっこいい、微笑んだまま相手を殲滅しそうでとても素敵、ナガトとならんで警備隊に初代マンとセブンがいるような安心感。

被り物を目深に、シャクレ気味な人が火薬をいじるのはとても素敵。作中人物は喜んでいるが読書サービスは無い南の島がストイックで良い