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2025年2月の読書メーターまとめ

Kazuko Ohta
読んだ本
7
読んだページ
2676ページ
感想・レビュー
7
ナイス
832ナイス
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2025年2月に読んだ本
7

2025年2月のお気に入られ登録
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  • リードっち
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2025年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Kazuko Ohta
最近、真梨幸子の『極限団地』や辻村深月の『闇祓』を読んだせいで、団地のイメージが酷く暗い。それを吹き飛ばしてくれる1冊でした。ドラマは未見のため、どちらが奈津子でどちらがノエチか考えながら読みましたが、読了してから調べてビックリ、私のイメージは逆だったから。映画好きとしてはちらほら出てくるそんな話がより楽しくしてくれます。『ブリングリング』はあんまり好きじゃなかったなぁとか。「しげる」という名前が出てきただけで、何の関係もないのに頭の中で『愛のメモリー』が回り出して困りました。疲れた心を癒やしてくれる本。
が「ナイス!」と言っています。

2025年2月の感想・レビュー一覧
7

Kazuko Ohta
この著者が紡ぐのはたいていは暗い物語で、めげそうになるぐらい重いときもあるけれど、最後に必ずひと筋の光が見えます。だから、著者が「救いはあろうがなかろうが気にならない」と言っていると知って驚きました。「救いがないならないできっちり書くべき」というのは確かにそう。安易なハッピーエンドに走らず、でも主人公たちのことを放り出したりはしないから、この人生に惹きつけられます。こんな子どもに「生きていてひとつもいいことなんかなかった」なんて言わせちゃいけない。生きるのに理由は要らないとしても、生きたいと思ってほしい。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ前作とほぼ同じ設定じゃあないか(笑)。舞台が人里離れた土地であることも、莫大な遺産の相続人がひとりまたひとりと殺されて行くところも何もかも。『ダイ・ハード』など人気映画シリーズって、キャストさえ変えればなんぼでも作れると聞いたことがありますが、小説だってそうかもしれないと思ってしまいました。アホくさと思いつつも七里作品ならば読んでしまうのですけれども。ジンさんが実はアレだということは、ヒョーロクってボケボケに見えてホントは超かしこいのかどっち!? まぁ、ふたりでひとり、ニコイチの完全無欠ということで。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
最近、真梨幸子の『極限団地』や辻村深月の『闇祓』を読んだせいで、団地のイメージが酷く暗い。それを吹き飛ばしてくれる1冊でした。ドラマは未見のため、どちらが奈津子でどちらがノエチか考えながら読みましたが、読了してから調べてビックリ、私のイメージは逆だったから。映画好きとしてはちらほら出てくるそんな話がより楽しくしてくれます。『ブリングリング』はあんまり好きじゃなかったなぁとか。「しげる」という名前が出てきただけで、何の関係もないのに頭の中で『愛のメモリー』が回り出して困りました。疲れた心を癒やしてくれる本。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレまさか辻村深月の著作の中で“大島てる”のサイトらしきものに出会うとは。嫌な人が出てくるオムニバス短編かと思いきや、最初から最後まできっちり繋がっています。同じ姓なのに違う人が次から次へ出てくるのはなぜだと思ったらそういうことでしたか。「補充する家族」が怖すぎてゾゾーッ。著者初のホラーミステリとのことだけど、満を持してというだけあって面白かった。500頁弱でも進む進む。途中でやめたら補充対象にされそうなんだもの。「私もなの」と言う人には気をつけよ。関西人としては「どこがやねん」と言ってしまいそうです(笑)。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
ネタバレ今年はすでに2度、シネコンで客が私ひとりだったことがありまして、うち1本は『グランメゾン・パリ』、もう1本が本作でした。いま振り返っても大好きな作品で、どうして客入りがよくなかったのかわかりません。遅まきながら原作も読むとやっぱりイイ。菅田将暉と井上真央はピッタリで、中村雅俊演じる父親は原作より映画版のほうが愛想よし。小日向文世演じる社長は原作のほうが爺さんだけど仕事ができる人。原作ではあっさり結婚するのかとちょっとビックリ。映画版のエンディングはずいぶんと考えられたものなのでしょうね。どちらも好きです。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
七里作品はどれも読みたいけれど、これだけは手を出せないままでした。なぜなら人面瘡と聞くと、子どもの頃に読んだ楳図かずおの漫画『怪』に収録されている1篇を思い出すから。ものすごく不気味で、本作の表紙を見てもそのときの怖さが思い出されて躊躇してしまい。しかし読んでみればこの人面瘡ジンさんは怖くない(笑)。それどころか、ひとりではボケボケのヒョーロクを、人から一目置かれる存在にしてくれる。ジンさんとヒョーロクの関係はもちろんのこと、刑事の藤代とのやりとりも楽しくて、続編にも期待が高まります。表紙は見ませんけど。
が「ナイス!」と言っています。
Kazuko Ohta
中山七里センセの『超合理的!ミステリーの書き方』にバイブルとして挙げられている本を読破することにしました。大人買いして、まずはこれを。私が海外ミステリーを面白いと思ったきっかけは、間違いなくクリスティー。子どもの頃、父の書棚にあった『そして誰もいなくなった』を初めて読んだとき、衝撃を受けてその後何度も読んだのを思い出します。本作は今から90年前に発表された作品だというのに少しも色褪せていない。訳のわからない犯罪が多い時代になって意味不明のことが増えたけれど、やっぱり「動機」。次に読むバイブルはどれにしよ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/21(3154日経過)
記録初日
2017/05/06(3139日経過)
読んだ本
1359冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
432254ページ(1日平均137ページ)
感想・レビュー
1347件(投稿率99.1%)
本棚
12棚
性別
血液型
B型
現住所
大阪府
URL/ブログ
http://blog.goo.ne.jp/minoes3128
自己紹介

映画と本が大好きです。映画は劇場で300本、DVDで50本、年間計350本。本は年間150冊前後といったところ。何でも観て何でも読みます。

何でも読みますが、基本的には小説が好きです。特にお気に入りの作家は(敬称略)、森見登美彦、荻原浩、奥田英朗、重松清、伊坂幸太郎、浅田次郎、東野圭吾、池井戸潤、吉田修一、米澤穂信、小川洋子、角田光代、桜木紫乃、遠田潤子、乃南アサ、西加奈子、宮下奈都、瀬尾まいこ、大崎梢。京極夏彦の“百鬼夜行”シリーズと“巷説百物語”シリーズ、金城一紀の“ゾンビーズ”シリーズも大好き。好きとは言いがたいのに必ず読んでしまう作家は、道尾秀介、湊かなえ、辻村深月。ずっと時代小説が苦手でしたが、『みをつくし料理帖』に感激。高田郁、葉室麟、朝井まかての時代小説、そして田中啓文の“お奉行様”シリーズであれば読みます。2015年来のマイブームの作家は、高野秀行、山本幸久、三羽省吾。2020年現在、内藤了と中山七里にもハマっています。

職場に出入りしている本屋さんならば支払いが年2回なのをいいことに、気になる本をどんどん注文していたら、いつのまにか積読本が300冊超え。支払い時はいつも唖然呆然。

泣きのハードルは低いですが、主人公の「がんばってるアピール」が強いのと、「(あの若い子、ワタシのこと好きなんだわ、みたいな)ジジババの妄想系」は苦手です。笑いのハードルは大阪人ゆえそれなりに。

最初に利用した読書管理ツール“ソーシャル・ライブラリー”の外部連携サービスが煩雑化したため、2015年9月、やむをえず“ブクレコ”に移行。今度は“ブクレコ”のサービス終了で、2017年5月、レビューのあるものだけはぶらさげて“読書メーター”に引っ越してきました。

ほぼ映画のブログ“夜な夜なシネマ”、やってます。
https://yonayonacinema.xyz/

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