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2024年5月の読書メーターまとめ

Babel
読んだ本
8
読んだページ
2871ページ
感想・レビュー
8
ナイス
192ナイス

2024年5月に読んだ本
8

2024年5月のお気に入られ登録
1

  • ポルコ

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Babel
ネタバレ偉大な文豪だがクズ人間の宮内彰吾の遺作を、会ったこともない捨てられた愛人の息子、燈真が探す物語。タイトルからして、彰吾らしからぬ作品の謎を解明していく。ストーリーは可もなく不可もなく。しかし、“らしからぬ”理由がこの本そのものに当てはまることに驚いた! 作中作という単語が出てきたが、この作品自体もその一つか? ループのような感覚に混乱する^^; この仕掛けで話題を呼んだのも納得。小説は文字のみで表現される作品だが、時代を経て色んな仕掛けが生まれて面白い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
8

Babel
コレ映画で見たことある。小説の映画化だったのか。しかし細部を忘れてしまった。原作と違う部分もあるだろうから、このシーンがあったかどうかを思い出しながら読むことになり、純粋にのめり込めなかった。結局、映画の内容は思い出せなかったが、敦也、翔太、幸平の3人組がいたことは覚えている。感動作品なのだろうが、感情移入せずに読むと、ご都合主義の部分が目立ってしまった。3人組が悩みを解決できるくだりが、不自然に思えてしまったヨ。#浪矢雄治
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Babel
簡単に読めるけれど、実は奥深い本。サラっと読んでしまったが、本当は付箋を貼りながらじっくり読むべきだろう。一方的な情報に惑わされてはいけないというのは、普段のニュースを見る際にも感じる。特にテレビの影響力は大きい。この本を読んで、情報のアップデートの重要性を再認識したが、それは同時に、この本の情報もすぐに古くなることを意味するのではないだろうか。まずはネガティブ本能に惑わされないように、自分を律することから始めよう。#ガーナ、ナイジェリア、ケニア
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Babel
ネタバレ海蝶が良かったので、同じ作者の作品を手に取った。主人公の律子は、忍海愛と通じるものがあるが、性を売り物にする部分が辛い。そんな設定はよくあるが、仲間がその状況すら監視する業務設定には目を覆いたくなる。自分を見失っていく律子。そしてNGO団体代表の白川遼一との攻防戦。読んでいて感情を大きく揺さぶられた。シリーズものと知って1作目から手に取ったが、2作目を読むか迷う。
が「ナイス!」と言っています。
Babel
ネタバレ偉大な文豪だがクズ人間の宮内彰吾の遺作を、会ったこともない捨てられた愛人の息子、燈真が探す物語。タイトルからして、彰吾らしからぬ作品の謎を解明していく。ストーリーは可もなく不可もなく。しかし、“らしからぬ”理由がこの本そのものに当てはまることに驚いた! 作中作という単語が出てきたが、この作品自体もその一つか? ループのような感覚に混乱する^^; この仕掛けで話題を呼んだのも納得。小説は文字のみで表現される作品だが、時代を経て色んな仕掛けが生まれて面白い。
が「ナイス!」と言っています。
Babel
ネタバレ漁港に住む38歳の肉子ちゃん。小五の娘のキクりん目線で綴られる物語。西さんの作品は“普通ではない人”の日常を描いていると思っている。肉子ちゃんは稀有でありながらも、今回は全体的に普通に近い印象を受けた。しかし終盤、キクりんの出生が明かされた以降から一気に心を奪われた。これがどんな感情か表現できないが、生きる、ということに対して真摯であろうと思った。肉子ちゃん、身近に居て欲しい。しかし、キクりんの独り言や3つ子のお爺さんは何だったのだろう。それから、西さん画のカバーイラストはみうを描いている?
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Babel
ネタバレ青島総合病院内に、理事の青島倫太郎がよろず屋として総合内科を勝手に立ち上げる。一流のエリートでありながら異端児として振る舞い、初めは白い目で見られていても、確実にどんな困りごとも解決していく。そんな連作短編。世界観に入り易い構成で、ほのぼの楽しんで読める。最終話で病院側にその価値を認めさせた、という展開から、まだまだ続きがありそうだし、読んでみたいと思う。
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Babel
ネタバレこの文章好きだな。数ページを読んで、これは面白くなると期待。しかし、途中から期待したほどではなった。内容は魅力的だが、どうにも物語に入り込めなかった。東日本大震災が実際に起きた大災害であるため、過剰な表現であるほど、取材した上で書かれたことが透けて見えると冷めてしまう。鵠沼と五代が同じ被災者でありながらも、それぞれがどのように被災したかが、彼らを分け隔てる境界線となっている。それがタイトルの意味であるなら、やや作り過ぎな印象を受けた。しかしこれが3部作であることを知ってから、他の作品も読みたくなった。
が「ナイス!」と言っています。
Babel
ネタバレ小学生の主人公が友達の家にプリントを届けに行ったら、友人が自殺していたという設定だけしか覚えていないため再読。初読時には、道尾氏についての知識もなかった。10年以上経って様々な書評を読み、再び手に取りたくなった。再読ということもあるが、年月が経てば読後の印象も変わる。視点の持っていきどころを問われる作品だと感じた。確かに設定は奇抜だが、「人は誰でも自分の世界で生きている」というテーマで括れば、自分もミチオと同じ。都合のいい部分だけを選んで、自分の世界を構築していると気付かされる。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/11/21(2412日経過)
記録初日
2017/10/27(2437日経過)
読んだ本
199冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
70951ページ(1日平均29ページ)
感想・レビュー
197件(投稿率99.0%)
本棚
0棚
自己紹介

基本的に図書館の本を読んでます。

子供の頃から読書を続けているけど、ちっとも頭が良くならない!
娯楽小説しか読んでいないからだと、20歳前に気が付きました。

それから幾星霜を経て、今日に至る。
たまに勉強になりそうな本も読みますが、全然ためになりません。
読書の仕方も見直す必要があると考えています。

でも易きに流れて、娯楽小説ばかり読んでます!

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