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2024年11月の読書メーターまとめ

トビケ
読んだ本
6
読んだページ
1703ページ
感想・レビュー
6
ナイス
11ナイス

2024年11月に読んだ本
6

2024年11月のお気に入られ登録
1

  • 杜のカラス

2024年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

トビケ
岩井克人が、人生の時間の流れをかけて、思考を重ねて深めていった結果が一覧できる本。純度の高い理論的思考が、現実世界の色々な事象をきちんと掴めていることに、素朴な驚きを覚える。自分も、年月を重ねて色々見えてくるようになって、あるいは目が悪くなって大掴みに物事を捉えるようになって、この手の抽象度の高い思考が増えてきた。現実世界を掴む眼差しとして、とても参考になる。
が「ナイス!」と言っています。

2024年11月の感想・レビュー一覧
6

トビケ
サラリと読める、いろいろあるよねところかわれば、という本。海外に住むといろいろなものが相対化されて、帰ってきたときには意図的に寛容でありたいと思っている自分がいる。居心地の良さの裏側に潜む思い込みにも、敏感になる。ただ…人が集まると、思考の省略をするのは本能的な話で、この手の思い込みや常識が消えてなくなることはないんだろうなとも思う。
トビケ
岩井克人が、人生の時間の流れをかけて、思考を重ねて深めていった結果が一覧できる本。純度の高い理論的思考が、現実世界の色々な事象をきちんと掴めていることに、素朴な驚きを覚える。自分も、年月を重ねて色々見えてくるようになって、あるいは目が悪くなって大掴みに物事を捉えるようになって、この手の抽象度の高い思考が増えてきた。現実世界を掴む眼差しとして、とても参考になる。
が「ナイス!」と言っています。
トビケ
地味に良い本で、書かれていることは日本でも実際は同じだろうと思う。難しく書かず、ハウツー的なノリでありながら、本質を突いている。ただ…、勢い余って英語の文例のない箇所があるのはいかがなものかと。ごく一部なので欠点とまでは言わないけれども、その部分については目的を果たせないかなと。
トビケ
ゆるふわなテイストの本だが、海外拠点の不芳事態対応の経験があると、あーそうそう、というポイントが詰まっている。そういう経験がない人が読んでピンと来るかは分からないが、取り止めも無いタッチでありながら、実際の悩みやツボを突いてる点、良著だと思った。玉虫色で整理ができれば御の字で、実際はかなり醜悪な様相を呈することが多いのが実態。この本を読んで解決方法がわかったりはしないが、やっていることの普遍性が分かれば、頑張れないこともない。
トビケ
会議における留意事項は、確かに、その重要性に比してあまり精緻化されていない領域と感じた。そもそもの日本式の会議の在り様が、精緻化を拒む構造になっているというのも説得的である。とはいえ、大組織や社会における会議の果たす役割は重要。右肩上がりではない世界、リソース配分の意思決定が重要な世界では、なおさら。実務とは乖離しているのではないかと思われる記載もあるものの、幅広く参考にしたらよい本と感じた。
トビケ
彼が今後も生きていくための、自己正当化を読まされるという、読後感イマイチな本。ホワイトカラー犯罪がなぜ重罪なのか、腹落ちしていないのが透けて見える。中途半端に優秀で、身の程を弁えず背伸びした結果道を踏み外し、その選択がなし崩しであったが故に自らが悪いと割り切れないという悲惨な話。人は弱いものという一点のみが、共感ポイント。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/03/09(2460日経過)
記録初日
2017/05/26(2747日経過)
読んだ本
332冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
100712ページ(1日平均36ページ)
感想・レビュー
271件(投稿率81.6%)
本棚
0棚
自己紹介

年を取るにつれ、あれこれを型に嵌めて認識する度合いが悪化し、いくつもの趣味への熱意が薄れていく。そのなかで読書だけは、面白みが減らないと実感している。世の中の星の数ほどの脳みそが探求し、文字に落とし込むその深さに、興奮する、そのことを他人と共有したい気持ちを、読書メーターに残しておくこととする。

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