表題作、「とんこつQ&A」が気になって読んだが面白かった。笑えるところもあるのがかえって怖いしぞっとした。残りの3作品も恐ろしい話なのかと身構えたが、思ったほど恐ろしくはなかった。でも日常生活を送るのが怖くなるし身につまされる感じだった。

表題作、「とんこつQ&A」が気になって読んだが面白かった。笑えるところもあるのがかえって怖いしぞっとした。残りの3作品も恐ろしい話なのかと身構えたが、思ったほど恐ろしくはなかった。でも日常生活を送るのが怖くなるし身につまされる感じだった。

すべての表現に共通することですが、絵本という表現にも「普遍性」と「現代性」の2面があります。←メモ

たけしのヤクザ映画そのままの小説だったが、文章にストレスを感じずスラスラ読めた。これってけっこう難しいことなのではないかと思う。50〜60年代の不良の考え方や行動が分かるのが面白い。こういうバイオレンスな内容を文字に起こせるのってすごい。表題作とは別の書きおろし、3-4X7月も少し怖くて面白かった。