個人の「あったらいいな」という思いや、生活者のニーズから思索して試作していくまでの気軽さと、ものづくりに対する真剣さが凄い。 商業デザインに気兼ねなく着手するのは心理的ハードルが高そうだけど、ひょいっと飛び越えてシンプルで良いものを作る姿勢を尊敬する。 book on bookはありそうでないし、端を留めるのではなく、お洒落な文鎮みたいな発想に脱帽。 +αの心地良さと引き算の美学が同居して、素敵だなぁ。 目的→要素→優先順位、笑顔のイラスト、イメージボード作りなど、具体的な着想手法が書かれているのも良い。