看護師とお笑い芸人とバイク修理屋と友達のいない女子高校生とアクセサリー手作り師の、短編集かと思いきやそれぞれが見事に繋がり一編ごとの話がより光って来た。良い話でした。

「うっちゃれ五所瓦」 新たに出てくる人物の絵面が完璧漫画でニヤついてしまう。

看護師とお笑い芸人とバイク修理屋と友達のいない女子高校生とアクセサリー手作り師の、短編集かと思いきやそれぞれが見事に繋がり一編ごとの話がより光って来た。良い話でした。

「ミワさんなりすます」 どんな展開に進んで行くのか意味不明で楽しみと言う矛盾した神教。

唐突の終わりだけど、次なる目標「プロ野球編」があるじゃないか。その前に「大甲子園」か。悩む。

モンゴル内戦も終わり領土拡大に向けてまずは金国。新しい人物の登場。人名確認系譜確認逸話確認と忙しくなって来たぞ。

童貫戦も終わったのにまだまだ死ぬ漢が絶えない。北方謙三氏が描く漢の死は何故に美しく凛々しいのだろう。こだわりの死なのか。

読了感は長編の詩を読んだ気分。綴られた言葉から映像と音楽を構築・想像し物語を読み解く。そんな事を繰り返してのエンディングでした。充分に楽しめました。

「イキガミ再臨」 明日死ぬが如く生きろ。

素晴らしい作品なのでしょう。作者の力量の凄さがうかがわれます。でも感動はなかった。