コロナ禍を今は過ぎたことと感じますが、あのさなかに起きた色々な事で生じた感情を思い起こしました。『特別縁故者』が、伏線の拾い方が絶妙&明るい未来を感じて特に好きです。ガチャ中毒の『ロマンス☆』、幽霊の女の子が蘇る『燐光』、自殺志願者達の『さざなみドライブ』の3作が特に怖かった…人間の自己中心的な側面が際立っていました。『違う羽の鳥』『祝福の歌』は、ままならない世の中をどうにか生きていく意志を感じました。“少しずつ使う”ことの例えに“かつお節を削る”が1冊の中に2回出てきて面白かったです。美味しそう。

読み終えてかなり落ち込みました。どちらかというと自分は芦川さんや原田さん寄りの人間で、美味しいものを持ってきてくれた人には感謝と美味しい！を伝えたいと思うので、それが負担になる人がいるのは分かりつつ、その心情を読むのがキツかったです。食べることを嫌悪しつつ、芦川さんと付き合い続ける二谷がよくわからなかった。しばらく時間を置いて、また再読してみたいと思います。

待望の新刊に、ウキウキしながら読みました！今回は弊機がトラウマと向き合う場面が多く、人間的な側面がたくさん見られて楽しいです。ARTと弊機の掛け合いもたっぷりで面白い！統制モジュールをハックした機体が徐々に増えていて、どうなるのか楽しみです。アダコル2号もいいキャラでした。弊機がチームの人間たちと一緒にメディアを作る側に回って、自分を助けてくれるチームを眺める所が、じーんと感動しました。そして自分の作ったものを公開した後って、反応が気になるよね…！次巻にもドラマ化にも大期待です！

登場する異星の文化が多種多様で面白い！異文化同士のすれ違いが面白おかしく描写され、たいていは悲惨なことになるけれど、くすっと笑いながら読みました。最後の短編『静かなる水のほとり』が、最近のAIの隆盛とも結びつけられそうで、いい読後感を味わえました。ブラウン、ブラッドベリと並び称される作家なのにあまり自分は読んだことがなかったので、別の本も手に取りたいと思います。

コロナ禍を今は過ぎたことと感じますが、あのさなかに起きた色々な事で生じた感情を思い起こしました。『特別縁故者』が、伏線の拾い方が絶妙&明るい未来を感じて特に好きです。ガチャ中毒の『ロマンス☆』、幽霊の女の子が蘇る『燐光』、自殺志願者達の『さざなみドライブ』の3作が特に怖かった…人間の自己中心的な側面が際立っていました。『違う羽の鳥』『祝福の歌』は、ままならない世の中をどうにか生きていく意志を感じました。“少しずつ使う”ことの例えに“かつお節を削る”が1冊の中に2回出てきて面白かったです。美味しそう。

読んでいる間、断続的にず〜っと笑っていた。このゆる〜く笑えるコミカルさ、大好き！女子校の雰囲気の再現性が恐ろしく高くて、どこに取材したのか、和山先生の実体験なのか、気になります。好感度の差による先生の扱い方の違いなど、「あるある〜」と懐かしく笑ってしまいます。ボスのあだ名の変遷が最高でした。あの話聞いてて一番みんなに言わなきゃ！てなったのがそこ？！と面白い&可愛かったです。アニメプロジェクトもカウントダウンされていて、まだまだ展開が楽しみです！

お友達に教えてもらい、図書館で借りてきました。絵が繊細で読み応えがあります！おひめさまひとりひとりの個性があって、じっくり読めました。

世界中のかわいい編み物が大集合で、眺めているだけで楽しい本でした。惜しむらくは、編み図が載っていたらもっと嬉しかったです。