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ネタバレ表紙が素敵で手に取ると、『わたしの幸せな結婚』シリーズの著者の新作で嬉しい驚き。読んで納得の面白さ。恋愛ファンタジーで現代が舞台。神祇官の一族・社城家が絶大な権力を持つ町にすむ主人公・坂木夜花。某宴会の日、２人の「まれびと」の内の１人となった。護り人・社城千尋とひっそり運命の波に翻弄され切り開く彼女が痛快。前シリーズと似た要素持ちながらも主人公次第で全体の雰囲気が異なるのか、ライバル・晴も前作の主人公と似た境遇にいながらも人格がこうなったというのも納得できるのも上手くて感心した。続編が楽しみ【020】

宵を待つ月の物語一 (富士見L文庫)顎木あくみ

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あらすじ・内容

ナイス ★11

コメント(0)2025/02/02

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ネタバレ第三部3作目（通巻18作目）。領主の養女になりハッセの小神殿が出来、わくわくするマインにフェルディナンドが恐ろしい課題を出す。ヴィルフリートの「ずるい」が懐かしいしこれからを応援したくなる。でも成長がなぁ……と先を知ってると言葉に出来ない。マインの母もヴィルフリートの母も子ども達の事を大切に大切に考えてるのが伝わってくる。特にレティツイアのことが少し好きになった。ローゼマインとフェルディナンドの認識のすれ違いの話し合いがまた少し進んだ。この積み重ねが互いへの理解や協力に繋がっていくんだね。大切。【001】

【TOジュニア文庫】本好きの下剋上　第三部　領主の養女３ (TOジュニア文庫か 1-18)香月美夜

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あらすじ・内容

ナイス ★12

コメント(0)2025/01/02

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ネタバレ著者の既読６冊目。ホラー×ミステリ。今作は某調査会社の特殊部門が「五福島」呼ばれる孤島での怪異の解決を依頼されたことから始まる。五福島の過去には疫病による島民の全滅や30年前の男女五人殺人事件があったりといわくつき。名探偵を夢みて就職したが持ち前の霊感で異動になった主人公・倭文や他メンバーが濃くて面白い（小野不由美さんの『ゴーストハント』味がある）。ミステリ面も30年前の事件も今も見立てや孤島等にワクワクする王道感に驚き。ホラー面は中国の妖怪、信仰、占い、幽霊、霊障等ゾッとした。堪らない【226】

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ホラー感抑えめ、ミステリ感高めに感じた。既読の著者の作品の中で１番怖くなかった（いや怖過ぎだけど）

ナイス ★2

12/31 14:53

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ネタバレシリーズ６作目。福島・佐賀・長崎・鳥取の四県を旅する。蓮斗とのお付き合いも順調。今回は福岡に転勤した彼に会いに行くために旅行を計画したり、見本市のサポートで出張するに日数を加えたりと日和の旅行力が上がってる。物語終盤の麗佳とのやりとりは社会人として言われたら「嬉しいだろなぁーいいね！」とほっこりした。今回の旅先は馴染みがあったり、TVを観て気になったりしていた所で楽しかった。旅先でいろんな事を考える日和の姿が大分変化したし、私も見習わなきゃと焦る気持ちにも少し。仙川係長…金の斧になるのかな？【225】

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ネタバレ新作！南軽井沢市にあるイギリス洋風館ホテルが舞台。苅部室長が担当するホテルの看板アクティビティ「手紙室」での「手紙ワークショップ」に参加した人々が自分自身と向き合い、気持ちに区切りをつけて人生を歩きだす物語。著者らしい切なくて温かく読み応えあるのにすんなり読める。三話収録。特に第1話「夜の沼の深い色」は涙が止まらなかった。内容がシリアスで重苦しい反面、南軽井沢の自然・ホテルの風雅さ・手紙室のインクの圧巻さ等様々な綺羅綺羅して落ち着いた美しさが世界観を明るくしている。私も銀河ホテルに宿泊したい。【211】

銀河ホテルの居候また虹がかかる日に (集英社文庫)ほしおさなえ

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あらすじ・内容

ナイス ★25

コメント(0)2024/11/29

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ネタバレ短編集(五篇収録)。時代は貴族から武士の時代へ遷移した平安後期。本書を読むと歴史は授業で学んだ区切ってあるモノではなくゆっくりと確実に変化していったものだと感じる。下郎法師、女典医薬師、下臈女房、武士の妻、楽士の５人の視点からの歴史上の事実を含んだ物語は興味深く面白くて歴史小説の醍醐味が詰まってる。文献を読み込まれた素晴らしい創作。それぞれの報われなさ、裏切れない信念、これから生きる先への希望。大河ドラマ『平清盛』、『鎌倉殿の13人』を観た方も楽しめると思う。【210】

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ネタバレ読者の私もこんなに幸せや嬉しさを感じられる他人の読書体験記ってなかなか無いと思う。初めて本を読んで本の世界を凄く楽しんでるみくのしんさんとガイドを楽しんでるかまどさんの姿が凄く良い。作品の解釈や読書の仕方が楽しい。自分も読書が楽しくて、好きだからしてるんだよねって再認識して嬉しくなった。まだ読んでない近代の名作と向き合いたくなった。【208】

本を読んだことがない３２歳がはじめて本を読む～走れメロス・一房の葡萄・杜子春・本棚かまど,みくのしん

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あらすじ・内容

ナイス ★16

コメント(0)2024/11/27

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ネタバレ物語の次の段階への幕間的な一冊。短編が３つ。あやかし課のメンバーの変化ある日常編+次へのエピソード+特別な掌編。とうとう告白して両想いになった大と塔太郎。仕事終わりやきちんと約束しての初デートしてるの感慨深い。総代君と先輩の日々のお仕事も、おちゃらけた先輩への尊敬を深めてる失恋したての総代君にじんわりする。琴子さんと玉木さんの話は予想外ながら最高にテンションが上がって楽しかった。場所等の説明が詳し過ぎて私にはちょっと物語から浮いてみえて読みづらく苦心した。もだきゅんキラきゅんが良かった。【207】