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2024年5月の読書メーターまとめ

yama03
読んだ本
9
読んだページ
2502ページ
感想・レビュー
9
ナイス
95ナイス

2024年5月に読んだ本
9

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

yama03
ホームラン本。佐治寿明が娘への預念をためらうシーン(p398)は確かにそうだよなと思う。親は子に「Aどうしても伝えたいこと」と「Bあえて伝える必要のないこと」がある。面と向かって話すのならAだけでよい。しかしクスノキの祈念ではAとBを分けることができない。「人間誰しも、いいことだけをして生きてきたわけじゃない(同)」から。柳澤千舟の言葉も深い。「虚勢を張ってはいけません。人は虚勢を張る人間より張らない人間を恐れます(p161)」などに背筋が伸びる。そしてあちこちに散りばめられた伏線。また読み返したい一冊。
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
9

yama03
そもそも税金を取られて喜ぶ人はいないはず。大切なのは権限のある者が集めた税金を正しく使うこと。税金が公共のために正しく使われるのであれば、税金を取られる側の不満も多少は抑えられるだろう。政治家と仲良しの大企業がこっそり予算を回してもらって儲けているんじゃないの、と勘繰られているのが我が国の実情。東京都知事選挙に、ある市長が立候補を表明した。この人に権限を与えれば日本も少しずつ変わっていくのではないかと期待している。
が「ナイス!」と言っています。
yama03
NHKスペシャルで漢方薬について放映していた。漢方薬に興味をもち本書を購入。現在では医師の9割が漢方薬を使っている(p38)ことに驚いた。要素還元主義の西洋医学と全体システム主義の東洋医学。両方の医薬を組み合わせた現在の医療の動きを知った。ネットで漢方薬の値段を調べてみたら結構いい値段。病院で漢方薬を処方してもらうにはちょっとハードルがありそうだ。
が「ナイス!」と言っています。
yama03
校長を役職定年で終え、教諭として子どもたちに理科を教えている。久しぶりに書棚から理科関係の本を引っ張り出して再読。5年理科で「発芽の三条件」を教える。教科書には「①適切な温度②水③空気」とある。それに加え著者は「光の当たる場所(p23)」が必要だと述べる。いくら発芽に光は必要ないとはいえそれからの成長に光は必要。なるほど…しかしこれを子どもに語ってしまうと混乱してしまうので黙っていることにする。植物の成長の指導をするためには植物の気持ちになって考えることを再確認。
が「ナイス!」と言っています。
yama03
私の勤務校の女性教職員の実態。過度に髪を染めていない。ほとんどピアスをしていない。過度なマニキュアをしていない。これは何を意味するのか。学校という世界はほぼ男女格差がない。「女性管理職が圧倒的に少ない」という教育評論家がいるが、そもそも大多数の女性教職員は管理職になることへの興味関心がない(ように感じる)。逆に教育委員会が「女性も管理職を目指しませんか」とお願いしている状態。だから学校において女性教職員はほぼ自然体。詳しい人間関係は別問題。
トマト
2024/05/31 18:02

男の人がいる職場だから、女性教員が男っぽい身なりをするようにきをつけているだけです。女性教員としては、自然体の格好をしているという自覚はありません。職場用の格好を男性的にしているのです。

トマト
2024/05/31 18:04

yama03さんの勤務校の方のことはわかりませんが、女性教員が管理職を目指さないというのも、一部の方だけではないかと思います。

が「ナイス!」と言っています。
yama03
数年前、職場を腐らせる先生がいた。50代女性。常に愚痴を言い、些細なことで同僚に突っかかる。彼女なりの偏った正義感があるように感じられた。当然職員室の雰囲気はよくない。彼女が帰宅した後の職員室で「昔はあんな人じゃなかったのに」と呟く先生。彼女に一体何があったのだろう。
が「ナイス!」と言っています。
yama03
無性にコーラが飲みたくなるように、無性にこういった類の本を読みたくなる時がある。紙で行う学校評価アンケートの自由記述欄に意見を書く保護者の文字は総じてしっかりしている。そしてごもっともな内容。これを集計が便利だからとwebによるアンケートにしたら自由記述欄はどうなるだろう。さらに無記名だったら。ああ恐ろしい。
が「ナイス!」と言っています。
yama03
ホームラン本。様々な分野で活躍されている方々のとの対談を通して「動的平衡」について学ぶことができる。千住博氏の「パソコンのなかには視覚情報はあっても、匂いや手触りはない。五感を通して美を感じる感性が薄らぐことは、生きる感性が薄らぐ(p225)」には深く共感。学校で毛筆をパソコン画面で指導している先生がいる。毛筆が苦手なのだろうが「それは違うでしょ」と心の中でつぶやく。GIGAスクール構想で教室にタブレットが導入された。それを使うことに異論はないが、教師が確固たる目的もなく楽をするために使用してはいけない。
が「ナイス!」と言っています。
yama03
ホームラン本。佐治寿明が娘への預念をためらうシーン(p398)は確かにそうだよなと思う。親は子に「Aどうしても伝えたいこと」と「Bあえて伝える必要のないこと」がある。面と向かって話すのならAだけでよい。しかしクスノキの祈念ではAとBを分けることができない。「人間誰しも、いいことだけをして生きてきたわけじゃない(同)」から。柳澤千舟の言葉も深い。「虚勢を張ってはいけません。人は虚勢を張る人間より張らない人間を恐れます(p161)」などに背筋が伸びる。そしてあちこちに散りばめられた伏線。また読み返したい一冊。
が「ナイス!」と言っています。
yama03
野球場が好きだ。球場に近づくにつれて応援団の楽器が大きく聞こえてきて早足になる。球場に入り薄暗い通路を過ぎるとパッと視界が広がり美しいグランドが現れる。これまで球場で息子の中学・高校野球、プロ野球、独立リーグ、大学野球などを観てきた。野球はスタンドから見下ろすのが楽しい。印象深かったのはナゴヤドーム。電車で球場に行くとすぐ隣が商業施設。これなら買い物も野球も楽しめる。ぜひエスコンフィールドにも行ってみたい。「行く道の暗がりのリスクを指摘するか、踏み越えて航路を見出そうとするか(p254)」覚悟が試される。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/11/30(2033日経過)
記録初日
2018/12/05(2028日経過)
読んだ本
809冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
219444ページ(1日平均108ページ)
感想・レビュー
744件(投稿率92.0%)
本棚
12棚
現住所
東京都
自己紹介

「アウトプット大全」を読んで、読書の感想を記録することを決意。「実践してこそ読書」をモットーにしている。
車での通勤中、オーディオブックをiPhoneに入れ、Bluetoothで聴いている。もちろん紙の本も読んでいる。
千田琢哉氏は、「本棚に残すのは2度以上読んだ本」と言っている。それに倣い少しずつ実践中。
映画を観るのも好き。ただし映画館で飲食はしない。さっと見てさっと出る。妻には不評。

本の感想を書くのが楽しい。感想は、その本を読んでどう感じたか、何を思い出したか、自分はどう変われそうか。書くことでこれまでの自分の経験や知識が本のテーマをもとに整理される。完全なる自己満足。

どなたかも書いておられたが、本の感想を文字数制限いっぱい書くようにしている。天声人語もこのように書いているのかなあと思ったりする。制限文字数を超えると、入力できなくなるのではなく、残り文字数がマイナスで表示される。この心配りがたまらない。どの文字を削ろうか、どう表現を変えようか、いろいろ考えるのが楽しい。
ちなみにスマホはPCと同じローマ字入力。ちょっと入力しづらいが、この方が思考の流れが切れない。

2021.8小説に挑戦。上司より小説も読んでみることを勧められたのが要因。好きだったドラマ「ガリレオ」から東野圭吾をチョイス。新しい読書が始まった。
2021.10コロナがだんだん収まり、映画鑑賞再開。感動した映画の原作も読むようになった。映画→原作の順がしっくりくる。
2022.1wowowドラマにハマっている。あえてTSUTAYAにDVDを借りに行く。Amazonプライムも試してみたが、自分には合わないと判断。DVDケースを見ながらいろいろ選ぶのが楽しい。その原作から新しい作家さんに出会えるのもさらに楽しい。
2022.4お仕事小説にハマっている。「社長が『ダイバーシティ』なんて言ってるけど、全然分かってないよなあ」と書かれるとダイバーシティの意味がスッと入ってくる。
2022.5コロナが落ち着いてきたので映画館再開。同時にwowow ドラマブーム終了。やはりスクリーンは最強。
2022.7NHKや民放のお仕事ドラマをよく観るようになった。とりあえず新番組は録画。レコーダーのダブ録は便利。第一話で○(継続)、△(保留)、×(消去)を判断。NHKのドラマは質が高い(あくまで個人の感想です)。
2022.8最近数々のドラマを手掛けている脚本家の講演を生で聴く。脚本家の仕事の奥深さに感動。ドラマの見方が変わった。セリフの向こう側に脚本家が見える。
2022.9講談社まんが学術文庫にたどり着く。タイトルは知っているが、読んだことのない本、読むのに抵抗がある本をとりあえずマンガで浅く触れてみることにする。
2022.10テレビの秋ドラマを初めてネットで事前チェック。面白そうなものをどんどん録画予約。ダブ録は本当に便利。完全にドラマっ子になった。
2023.1テレビの冬ドラマをチェック。ドラマ熱はまだ覚めていない。
2023.2「隠蔽捜査」シリーズにハマった。竜崎伸也の仕事に対する姿勢を学ぶ。
2023.4テレビ春ドラマ「教場」にハマった。小説を読むまでには至っていない。
2023.7テレビ夏ドラマ「転職の魔王様」にハマった。仕事とは何かを考えさせられる。ちょっと「逃げ恥」が入っているのもいい。さっそく小説も購入。ドラマ→小説の順がいい。
2023.8ドキュメント日記シリーズが面白い。さまざまな職業の本音を知ることができる。私も今の仕事で「○○日記」が書けそう。ネタはいくらでもある。
2023.10テレビ秋ドラマ「いちばんすきな花」2話目からハマる。脚本が奥深く何度も見返している。理系的なやりとりがたまらなくいい。原作はないようだ。「ミワさんなりすます」も地味にいい。原作はマンガ。
2023.11新書ブームがやってきた。きっかけは「新書100冊」という新書。あと数か月で管理職終了。もう「仕事論」「リーダー論」のような本から卒業。これからはのんびりと雑学を楽しむ。
2023.12「いちばんすきな花」のシナリオブック片手にドラマを観直す。「ああ、ここがカットされていたのか」「俳優さんのセリフの言い方うまいなあ」と楽しんだ。
2024.1資産形成の本に突入。息子から強く勧められた。けれど投資は怖い。多分よく分かっていないからだろう。積み立てNISAスタート。ふるさと納税にもチャレンジ。
2024.2MOOK本が面白い。NISA、定年後のお金、SNSトラブル解決…。ネットとは違う分かりやすさがある。ぱっと目的の箇所に行けるのがいい。書き込めるのもいい。本はメルカリの中古を買うことが多いが、MOOK本は新鮮さが大切なので書店で買う。
2024.2池上彰氏と佐藤優氏の対談形式の本を知る。これは面白い。中公新書ラクレのヒット本。
2024.4役職定年により、管理職を退き教諭に戻る。数年ぶりの授業が楽しい。ただ帰宅するとヘトヘトで読書が進まない。これまで感想を制限文字数まで書くのをモットーとしていたが、しばらく封印。

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(過去に苦い経験があり、私から「お気に入り登録」はできていません。ご了承ください。)

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