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2025年11月の読書メーターまとめ

元吉
読んだ本
11
読んだページ
3240ページ
感想・レビュー
11
ナイス
139ナイス
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2025年11月に読んだ本
11

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

元吉
★★★★★ アンデルセンの「人魚姫」を引用するような構図で、歩行者天国の銀座通りを舞台に、題名のとおり逃げた人魚を探す王子様の話。そこに歳の差カップル、熟年離婚された老人など様々な人が絡み、問題を解決していく。読後清涼感は高い。他の作品と異なって、具体的な地名や店名が登場し、今までの作風から一皮脱皮したように思う、歳の差カップルの理世と友治の今後も気になるが、続編に期待!
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月の感想・レビュー一覧
11

元吉
★★★★☆ (再読)改めて自分が定年後の世界に半分足を突っ込む境遇のなか読む。前半の広告代理店の上席役員を退職した後の威一郎の毎日何もやることがない、誰からも相手にされないは共感するものの何とか工夫できそうだ。後半の佐智恵との関係は従来の「渡辺淳一ワールド」では完全に男女の関係に発展するはずだが予想外の結末。それが年齢というものなんだろう、寂しい
が「ナイス!」と言っています。
元吉
★★☆☆☆ 金子玲介氏の作品は初めて読む。元農業学校で偏差値70超の大学付属男子校、彼の出身校がモデルなんだろう。クラスの人気者だった山田くんが猫を助けようとして交通事故で死んでしまったが、なぜか2年E組の教室に憑依しクラスメートと交流し続けるという話。正直、高校生のやること、話すことを読むのは自分にはキツイ、またクラスメートが卒業していったあとの山田くんは切なくて読んでいられない。読後清涼感はゼロ、とても嫌な感情だけが残った
が「ナイス!」と言っています。
元吉
★★★★☆ 楠木氏は同世代であるがゆえ、定年後の居場所をまだ探している自分にとっては非常に興味深く読めた。章立てはされているが過去のエッセイ(講演原稿?)をまとめたような構成になっており読みやすい。しかし、How-To本ではないので実践するには敷居が高い。結局、楠木氏は生まれ故郷である神戸を終の棲家としたようだが、そうならない読者も多いと思う
が「ナイス!」と言っています。
元吉
★★☆☆☆ 前半の主人公の写真家見習いの関口新夏は知人の結婚氏の後で、5年交際の神尾啓久からプロポーズを受ける。しかし、その直後に啓久は盗撮で逮捕される。後半は、啓久と被害者女性のかかわりで展開する。一穂さんの作品は初めてだが、登場人物の命名が一般的でなく非常にストレスを感じる。物語の展開も、なんか面倒くさい女!という感情しか抱かず、最後まで作品の中に入っていけなかった
が「ナイス!」と言っています。
元吉
★★★☆☆ 図表がていねいで文体も分かりやすいが、自分の基礎知識が低すぎて全体を理解することができなかった。そもそもお腹の調子が悪い訳ではないので動機がなかった、ポリープのことを知りたかったが本書では全く触れられていない
元吉
★★★★★ 救急医・武田航の元に搬送されてきたのは自分とそっくりな男の水死体、同僚の城崎と謎解きが始まる。冒頭からテンポよくストーリが展開し、半分くらいは一気読みできる。取り敢えず武田に自己投影でき、謎解きを楽しめる。医学的か解説も丁寧で素人でも理解できる…題名の「禁忌の子」とは、候補者が1人しかいないので、どうつながっていくかも興味津々、しかし警察もそんなにバカではないと思うが、著者の他の作品も読んでみたくなった
が「ナイス!」と言っています。
元吉
ネタバレ★★★☆☆ 再読、前回は「結婚しない男」をイメージしながら読んだが、今回は「夫に先立たれたお婆ちゃん」をイメージしながら読んだ。結婚するカップルは男性の方が年上、しかし寿命は女性の方が長生き、ここから導かれるのは大量の「一人暮しのお婆ちゃん」!自分の祖母も40年以上一人暮しだったけど最後まで元気だったな
元吉
★★★★☆ ドラマ化されたので再読。登場人物と演ずる俳優さんとのイメージも重なり楽しめる。さらに競馬のこと、例えば主要なレース(ダービー、凱旋門、有馬記念など)、騎手、馬主、生産者牧場とか関心があると、とても面白い内容だ。
が「ナイス!」と言っています。
元吉
★★★☆☆ そもそも定年制度の歴史(正直過去はどうでもよい)、60歳定年(ただし現在は60歳定年、65歳まで雇用延長が主流)、定年後の社会保障制度との関係(年金、健康保険、介護保険、雇用保険)、高齢者の生活実態(資産、健康格差)、楽しく生きるには...という構成で成り立つ。7年前の本だが、団塊世代が後期高齢者になり環境が大きく変わっている、本書では触れられてないが、近未来は、介護を受けたくても担い手が圧倒的に不足、激しい地域差(医療崩壊)を考えると、いかに健康的に生きるかが重要となるはず
元吉
★★★☆☆ 山口県周防を舞台に、小川遥香と北嶋裕生の高校生二人が主人公。そこに東京にあるブレーンツアーズ社からの依頼から物語が始まる。肩に触れることにより、その人の走馬灯が読み取れ、しかも描きかえることができる。登場人物の誰にも自己投影できなかったが、自分の走馬灯は一体どんなだろうと読みながら考えさせられ、楽しめた。覚えておきたい過去、忘れ去りたい過去(幸いにして少ないが)。この二人が高校卒業後、どのような進路につくか続編も期待したい
が「ナイス!」と言っています。
元吉
★★★★★ アンデルセンの「人魚姫」を引用するような構図で、歩行者天国の銀座通りを舞台に、題名のとおり逃げた人魚を探す王子様の話。そこに歳の差カップル、熟年離婚された老人など様々な人が絡み、問題を解決していく。読後清涼感は高い。他の作品と異なって、具体的な地名や店名が登場し、今までの作風から一皮脱皮したように思う、歳の差カップルの理世と友治の今後も気になるが、続編に期待!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2018/12/04(2577日経過)
記録初日
1987/01/20(14218日経過)
読んだ本
1076冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
313031ページ(1日平均22ページ)
感想・レビュー
1076件(投稿率100.0%)
本棚
12棚
性別
自己紹介

気ままに読んでます。書いてます。走ってます。

図書館本が8割。残り2割は買った本。判断基準は図書館の予約が待てない場合か、書き込むかどうか(座右の銘?)。読み終えた人気ノベルは半分くらい図書館に寄付してます。また、走る前に最低1時間は読書します。頭の中で、い~感じでつながりあいます。お薦めです。

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